オロフレ峠〜カルルス山〜来馬岳
925m〜1075m〜1040m (登別市・壮瞥町)
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2010年10月下旬 晴れ後曇り メンバー6名
8:30旧道ゲート→9:10オロフレ峠展望台→10:10カルルス山→10:30来馬岳→12:30サンライバスキー場
オロフレ峠から来馬岳に従走路が設けられ、これにより来場岳を経由して幌別鉱山まで登山道が繋がっている。
オロフレ峠から来馬岳は10年程前に地元山岳会によって刈り分けされ起伏が少なく展望の良さが特徴である。
のんびり尾根を歩くのは久しぶり、葉が落ちた今時期は見晴らしが効いて楽しめそうである。
ゲートが閉じられ訪れる人もいないオロフレ峠 峠よりポコに登る、登山道は整備されて歩きやすい いま一つセンスに欠けるカルルス山の標柱
先週の雪が20cmほど残って峠に向うゲートが閉じていたのは誤算だった。
車道を2.5km歩いて展望台に着くと売店が撤去され様変わりしたようにひっそりしていた。
駐車場の南端に登山路があり雪を踏みながらポコに登るとオロフレ山から来場岳までの山並みが一望される。
来場岳まで7.5km、標高差は僅か100mほどしかなく途中幾つかのポコを登り下りしながら緩やかな尾根道が続いている。
ホロホロ三山とその奥に樽前山、洞爺湖周辺の山、羊蹄山、ニセコの山々を見ながらまさにお散歩気分である。
この区間の途中にある最高点1077m(通称バケモノ山)がカルルス山だと思ったら路はポコから外れおよそ山頂らしからぬ潅木の中に標柱が立っていた。
展望はすこし先の大きな岩からの方が良く、丸い倶多楽湖の先に太平洋が広がっている。
最低コルから来場岳に登り返す途中で小さなカルデラ湖の橘湖が見え、室蘭岳をはじめ伊達方面の山座同定をしながら山頂に到着した。
鐘は前からあったような気もするが真新しい山頂標識が立ち、小春日和に誘われた登山者がポツポツ登ってくる。
さて幌別鉱山へ下る登山道が気になりつつ車をデポしたスキー場に下山とする。
のっけからの急坂は雪解け水でぬかるみスパイク長靴で正解だったが長いゲレンデの下りでいい加減つま先が痛くなった。
カルルス山の少し先、梯子の掛かる大岩は展望が良い 陽光の照らす来場岳まで緩やかな尾根が続く 新しい標識の左がオロフレ山、右は加車山である