全道的に雪マークが並ぶ週末は近間の△大曲(山)を予定した。
大曲山は豊平峡ダムの西に位置する札幌150峰の一座で国道230号の無位根大橋付近からこじんまりと端正な山容を望むことができる。
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国道の除雪帯に車を止め、薄別取水堰堤近くの林道から最短アプローチで望んだが薄別川に架かる橋が無くなっていた。
戻って定山渓トンネルの南口に移動し、薄っすらトレースの残る大曲林道を出発する。
最初のヘアピンで地形図にない分岐を進んでみたが程なく道が消失したのでそこから尾根に取り付く。
やがて旧道に合流、電柱の先にアンテナが建っていた。
道は733水準点まで緩やかな下りでどう足掻いても帰りは登り返しだ。
下に開ける定山湖を眺めながら穏やかな道をちんたら進む。
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水準点から見える大曲山を目指して林道をショートカットする。
古い作業道が延びていたのかコルまで淡々としたトラバースで、あとは尾根通しに50mほど登るだけだ。
木が混む尾根にキックターンを繰り返して山頂に到着、最近よく見掛ける標識が掛けられていた。
展望は端から期待してなかったがこれ程見晴らしの悪い山も珍しく、写真を撮って下山とする。
山頂は風が寒かったが少し下ると青空の隙間から日が射し、散歩気分で往路を戻った。
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