奥手稲山  949m スキー (札幌市・小樽市)  ■Home
      2014年12月23日 薄曇り 手稲金山−星置川林道ルート メンバー2名
      7:50林道→1時間ロス→12:40尾根取付き→(13:15-13:20)奥手稲山→14:35林道 登り5:25/下り2:15 (休憩含む)

札幌の街から見える山々の中に奥手稲山を同定するのは難しく、 アンテナが立つ手稲山の隣の方で銭天の上だからあの辺か?と見当を付けるのが精々である。 そんな目立たぬ奥手稲山に夏山ガイドのコースがあるのを思い出し、スキーで登ってみることにした。

この林道に入るのは星置川から発寒川の遡行以来で砕石場があることなどすっかり忘れていた。 車の置き場に困り、プラントの事務所に断りを入れゲートを出発する。 天気を心配したが谷間のせいか風が無くまた薄日も射して穏やかだ。 ラッセルは30cm程と高が知れてるが風で詰まった雪に閉口、だんだん脚が重くなる。 更に追い打ちを掛ける様に分岐をミスしてガックリ、 このまま銭天でも登って帰ろうかと思ったが気を取り直してくねくね曲がる林道を辿った。 道はc600から真っ直ぐ延びるが徐々に雪が増え、さしずめラッセル鍛錬の様相となる。 そしてc800で右に曲がると谷越しにこんもりした山頂が望まれた。 既に12時をとっくに過ぎ、風も強くなってきたがもうちょっと頑張ってみる。 「山頂もうすぐだよ 」ここまで来てもう帰りたいと言う同行を励まし、土場の先から尾根に取り付いた。

灌木の目立つ斜面は歩き難く、ぎりぎりセーフという感じで山頂に到着する。 5時間半も掛かって辛かった。 山頂一帯はブッシュだらけで冬は同時期に夕日の沢から2度登っているが今年はやけに雪が少ない。 シールを付けたままトレースを戻るとストックの跡が増えている?えっこんな所に来る人いるんだ! どうやらピークを諦めて途中から戻ったようだ。 林道はそこそこ滑るがワックスメンテが悪く、同行にどんどん離され手稲の街を見ながらちんたら下った。 途中、コーヒータイムの3名からラッセルのお礼を言われる。 13時タイムリミットで引き返したとか。 このルートすんなり登って3時間半ってとこか、夏場の林道歩きは勘弁だが冬のシーズン初めに使えそうである。


          








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