泊川ガロ沢直登沢〜大平山  オビラヤマ 1191m 島牧村   ■Home
2014年7月25日 晴れ時々曇り メンバー2名 7:15登山口P→7:30ガロ沢出合→(13:35-14:10)大平山→登山路→16:35登山口P

山頂や稜線に石灰岩が露出する大平山はアイヌ語で(オピラシュマ・川奥に崖がある)の意、 オオヒラウスユキソウを始め稀少植物の咲く山として有名である。 南西尾根に延びる登山路は元々植物調査や登山者の踏み跡が徐々に道化したもので未だ地図に道としての表記がない。 たまにウスユキソウを見たいが鬱蒼とした登山路はいまひとつ気が進まず、未遡行のガロ沢(カロ・崩崖)から登ってみることにした。
                    

  
          
4時に札幌を出発し7時前に現地に到着する。 ピリカダムまで延びる筈だった道は登山口を過ぎると急に落石や倒木で鬱陶しく、いっそ川中を歩いた方がましとばかり広い泊川を進む。 橋の架かるガロ沢に入ってすぐ、かちっとした釜持ち3mの小滝がある。 水中を登った方が手っ取り早そうだが左岸を高巻く。 沢は水量が少ない割に岩がヌルヌルで歩き難い、しかも倒木だらけで察しは付いてたがブタ沢ってやつである。

                    


          
二股を過ぎると315mでつるんとした8mの滝、右岸からサクッと巻くと更に小滝がありまとめて巻く。 600m付近から沢筋が狭くなるとぽつぽつ小滝が出始め、流木も落ち着いてちょっと良い感じになってきた。(写真右) ところが710mで水量が多い右股へ勇み足。 奥に見える小滝を越えるとミニゴルジュの中に屈曲する小滝が続き、 こりゃ良いぞと云うところで方向が変なのに気付く。 30分程のロスで左股に戻ったが早々に水が涸れ、うざい灌木に沢筋が続くだけだった。
                    

  
          
沢形を忠実に詰めて山頂手前の1180ポコを目指す。 ポコは目と鼻の先だが源頭は笹が広がるだけでお花畑は何処へやら? 結局、早目に登山路に抜けた方が正解だったが後の祭り、笹藪漕いで夏道に出る。 笹を分け辿り着いた3度目の山頂だが靄がかってまたしても展望が無かった。 ウスユキソウは数を減らしながらもそこかしこに咲いていた。 花畑ではシナノキンバイ、イブキトラノオ、ヤマルリトラノオ、タカネナデシコ、ハイオトギリ、ミヤマウツボグサが満開、 薄暗いブナの道にエゾアジサイの淡い青が美しく、今年はタモギタケの当たり年かまたしても袋一つゲットする。 結局、ガロ沢は上に花でも咲いてなければ遡行価値を見出すのが難しく、 同じ泊川の西面直登沢から登った方が源頭の薄雪草が見事で幾らかすっきりしていたと記憶する。





エーデルワイスはスイスアルプスの妖精と呼ばれる高山植物、花言葉は「純潔」である。 ジュリー・アンドリュースの映画「サウンド・オブ・ミュージック」のイメージが強く、 初めて見たときは「何だ!こんな花か、これはオオヒラウスユキソウという変種だから本物はもっと綺麗なんだろう」 と思ったがあまりに浅学だった。 過酷な環境に耐えるため全身を白い綿毛で覆い、石灰岩の上に凛と咲く姿はやはり大平山の主であり、その美しさは見る者を魅了させる。


<翌日の千走川本流(再訪)〜狩場山 はこちら>



          










































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