信砂岳  927m  山スキー  (増毛町・北竜町)   ■Home
2014年2月26日 晴れ メンバー6名 東尾根ルート 8:15登山口→(10:55-11:05)岳→12:30登山口

信砂岳は三方を河川に囲まれた台地状の山で表現は悪いが掴み処の無い山容である。 山頂から望む暑寒別岳の眺望が売りだが、 ここより僅かに高く展望の良さそうな一つ先の三角点ピークをなぜ信砂岳にしなかったのか悔やまれる。
                    

  
          
全道どこも晴れマーク、この山に来るときは絶対こんな日と決めていた。 札幌から高速に入ると大きなご来光が上がって子供の遠足のようにわくわくしてくる。 1時間半ちょっとで現地に到着、道路が広く除雪され止め易くなっていたが3mの雪壁に驚く、 尻を押して腕をひぱってこれを乗り越えた。
                    

  
          
小尾根の先から取り付くと地図で想像するより登り易く、全体に木が混んでないのが良い。 所々に開けた斜面もあって帰りが楽しめそうだ。 後ろに低山が広がり、その中に白く目立つポロシリ山があった。 右には細長い北竜町と沼田町の田園が延び、左の谷越しに恵岱別岳が長い稜線の一端を見せる。 やがて台地に差し掛かると壁のような白い斜面が迫り、 誰か滑った跡があるなと思ったらモービルだった。 上は何処までも平坦な風景が広がって、やがて緩やかな登りの先に木のないのっぺりした頂稜が見えてくる。

                    

  
          
目と鼻の先に見えるピークだが青と白のツートンカラーの中では距離感に乏しく、 また待ち望む暑寒別岳は焦らすようにぎりぎりまで姿を見せない。 一番高そうな場所まで来ると急に目の前の展望が開け、足元の小さな木に山頂標識が付いていた。 全員初ピークで嬉しい、だらっとした山頂に万歳ッ!



バーンと目の覚めるような眺望を期待したがぼやけてる・・・ 黄砂にはまだ早く、天気が良い日の霞でもなく、大阪の方で騒いでるPM2.5のせいだった。 ここ数日は風が無く、濃度が道内でも急上昇だったらしいが山に来て中国の排煙吸わされたんじゃかなわない。 それでも広大な増毛山塊が一望でき、 ここより眺望も山容も良さそうな次のピーク、仮称・新信砂岳の奥に暑寒別岳、 左に南暑寒別岳、右に雄冬山と天狗岳が薄っすら望まれた。 またどっしりした恵岱別岳からこの山がどう見えるか楽しみが増える。
                    

  
          
この山に二度目はないなとぶつぶつ言いながら台地の端でシールを外した。 滑りなど全く考えてなかったが日中でもまだマイナス気温のこの時期故か、 雪がそれなりに柔らかくスキーが楽しめたのは望外である。 北竜町の温泉に寄ったらたまたま風呂の日で250円はラッキーだった。



          










































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