泣面山  ナキツラヤマ 835m (函館市)   ■Home
2016年5月21日 晴れ 万畳敷コース メンバー2名  
10:15登山口→(10:50-11:00)泣面山→11:20登山口 登り0:35/下り0:20 (休憩含む)

昔の漁師はこの山の様子から天気を当てたのだろうか?雨続きで泣きたくなるような山名である。 林道の長さが半端でなくまた登山道が半藪と聞いてなかなか足が向かなかったが古部岳、三森山とセットで計画した。

早朝札幌を出発し4時間で南茅部に到着、万畳敷まで南茅部側の林道から入ってみる。 1つ目のゲートを開けてそろそろ終端分岐が近づく頃に何と2つ目のゲートが現れる。 こちらは二重ロックでアウト、延々と戻ってこんどは川汲街道から旭丘町の林道に入り直す。 下に松倉川を見ながら20km以上進んで漸く万畳敷の案内板、いや長かった。 初めて来た万畳敷はだだっ広い高原に真っ直ぐな道と古い電柱が立つ不思議な場所だった。 ロスタイムを入れて2時間以上掛かったが登山口に到着してほっとする。

広く笹刈りされた登山道に食べ頃のタケノコが目に留まる。 藪漕ぎも覚悟したが意外に呆気なさそう、足元の花を撮りながらゆっくり登る。 スミレと小さな白い花は今が見頃で大きくジグザグを切った先からはムラサキヤシオが迎えてくれた。 稜線に出ると崖になった山頂が指呼の間に見え、シラネアオイを愛でながら山頂を踏んだ。

海風にさらされて字が消えた標識の横に砂原岳がどんと姿を見せていた。 南方には次に向かう三森山(写真左)が小さく、津軽海峡越しに下北半島のポコポコした山並みが見える。 横津岳と袴腰岳はいつもの見慣れた形と異なり(写真右)、眼下に広がる万畳敷はその大きな裾野の一部と理解する。
          

【泣面山からの眺め】 山頂の東方は眺めが良く、眼下に南茅部の漁港と海沿いに集落が続いている。 亀田半島の突端に古部岳と恵山が並び、特に古部岳はなかなか良い形で今回一番登ってみたい山だ。 欲張って今日中にあと二山登りたいが日暮れまで間に合うだろうか、ネギを採って山頂をあとにした。          

<今日の二山目 三森山 はこちら> 


          

          

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