中岳〜無意根山 ナカダケ〜ムイネヤマ 1052m〜1388m〜1460m  山スキー (札幌市・京極町)  ■Home
2015年4月12日 晴れ 薄別林道ルート メンバー4名
6:20無意根大橋→8:40丹沢山→(10:05-10:30)中岳→(11:30-11:50)無意根山→12:40宝来小屋→13:10薄別登山口

帰宅途中の中山峠から真っ白な無意根山が望まれ、明日は中岳から無意根山が良いかもと思い立つ。 そこそこの距離だがスキーで余裕の日帰りルート、予報も晴れに変わって嬉しい限りである。


          


薄別登山口に一台デポして無意根大橋を出発、朝陽に照らされた庚申草山を見ながら林道を辿る。 モービル禁止の立看板にも拘わらず大胆な輩がいるもので凸凹したモービルの跡が歩き難い。 850mの支線林道でこのトレースと別れ尾根に取り付く。 このルートは二度目で前回巻いた△1052ピーク「丹沢山」に寄ってみる。 何処がピークか分からないほど平坦だがカンバの大木が点在して雰囲気が良い所だ。 緩やかな裾野の向こうに定天と烏帽子岳が顔を出し、札幌岳から漁岳の山並みに続いて徳舜とオロフレ山も見えてくる。 そして疎林を抜けると青空の下に喜茂別岳から無意根山まで白く広大な風景に見惚れる

         


小さな中岳にようやく到着、スキーでピークを踏んだ。 先に着いた男性は簾舞付近で見掛けた自転車の人で、スノーシューを背負って何処に行くのかと思ったがまさかここで一緒になるとは・・ 再び早足で下って行った。 山頂からは羊蹄山、尻別岳、貫気別山の他に、余市岳、朝里岳、白井岳など開放的な展望が広がっている。 そして無意根山の斜面に雪崩の跡が見られず真っ白で嬉しい。


          


コルまで見掛け以上に長くシールを外して一気に滑る。 無意根山の稜線には暖冬小雪の影響で珍しく雪庇が見られず登り易い。 空身で無意根山から中岳をピストンするツボの登山者とすれ違い、足にきて遅れ出した同行者のペースに合わせゆっくり山頂を踏んだ。

         


山頂は小屋泊まりの登山者が次々に登ってきて大賑わい。 少し雲が広がってきたが穏やかな展望を楽しみ山頂をあとにする。 陵線はクラストしていたがシャンツェは程よく快適な滑降が楽しめた。 トレースは途中から小屋に向かっているがそのまま1078ポコの裾をトラバースして東尾根を下ってみる。 なかなか感じの良い尾根でスイスイと危うく林道を通り越しそうになる。 宝来小屋から滑らぬ林道の雪に閉口しながらも楽しい山行を終えた。


<2009年の 中岳〜無意根山 はこちら>











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