2007年3月上旬 キャンプ場ルート 標高差380m 登り1:10 下り30
9:25→山頂(10:35-10:50)→11:20 (休憩含)
雲一つない好天だ! キャンプ場からスタートする 沢の源頭から真直しぐらに尾根を目指す 帰りは斜里岳を見ながら広々した斜面を滑る
快晴の元で実に開放感のある初山を踏むことができた。
冬期のルートは複数あるようだがキャンプ場を発着するのが時間的には一番短いらしい。
道東の山は百名山の二山意外は訪れる人も少ないひっそりしたイメージを持っていたがここは冬にも関わらず別格だった。
東藻琴峠にあるキャンプ場からオンネ浦士別川に沿って登って行くと左岸にも一本トレースがある。
記録的な暖冬小雪の今期でも沢が埋まってるのを見ると何れを進んでも徒渉には困らないだろう。
900m付近から雪面が固く登り難くなったが北へ延びる尾根に上るまであと僅かなので辛抱する。
空は抜けるように青く白い尾根の向こうに見える景色が待ち遠しい。
背後には明日予定の秀峰斜里岳とその後ろに海別岳が霞むように浮かんでいる。
尾根に出て程なく一段高いピークの下でスキーを外し駆け上がるように登った。
期待を裏切らぬ絶景だ!眼下の屈斜路湖と阿寒から知床に広がる山々の眺望に見入る。
春のような暖かさで心地よいが御神渡りで有名な屈斜路湖が今時期に結氷しないのは異常らしい。
初めて登った山から地球温暖化の証をまざまざと見せ付けられた訳だ。
僅かの間にもツアーや長靴の人が次々に登ってくる人気の山である。
滑りも斜面が広々して気持ちよく登り返しが全く無いのが何よりだった〜。
一段高いピークまでもう一息だ、山頂からは360度の絶景が待っている! (kakuta氏撮影)