三森山  ミツモリヤマ 842m  (函館市)   ■Home
2016年5月21日 晴れ 南尾根コース メンバー2名  
13:05登山口→(13:25-13:30)三森山→13:45登山口 登り0:20/下り0:15 (休憩含む)

どっしりと三つのこぶが特徴の三森山は函館市内から良く目立ち、市民の誰もが知っている山である。 子供の頃からよく眺めた山なので登ってみたいが林道がネックでなかなか行けずにいた。 折角なら林道は長いが短時間で登れる山ばかり(泣面山、三森山、古部丸山)をセットで計画することにした。

泣面山の登山口から三森山へは途中の375m付近から分岐する林道に入ってみる。 荒れた林道を走って三森山の東にある湿地帯(実際は植林地)に到着、東壁コ−スと呼ばれる北側の登山道を登ることにした。 ところが幾ら探しても登山口が見付からず、それらしき踏み跡に分け入るが藪が続くばかりだ。 このまま登れない訳でもないがそれではもう一山は無理なので南尾根コースに転進することにした。 何んだかんだ一筋縄でいかない山ばかりだ、更にくねくねと雨裂の林道を進んで立派な看板にほっとする。 急斜面のジグザクの登山道を登ると平らな稜線となり道脇にシラネアオイが沢山咲いていた。

そして最後のゴブを登り切って山頂に到着する。 刈り払われてはいるがあまり人が来ないのか傾いた山頂標識の傍らに鐘が転がっていた。 低山の宿命で周りは灌木が展望の邪魔をしている。 ここから函館の街並みを見たかったが木の間に辛うじて函館山が見えるだけ、袴越岳や蝦夷松山は新緑の中に何となくって感じだった。 山頂には先程の東壁コースと思われる踏み跡が認められこのまま廃道かと思うと残念、南尾根コースだけは何とか残って欲しいものである。
          

【三森山からの眺め】縦に長い頂陵は東方の眺めが良く、青い海に囲まれた半島の先に赤茶けた恵山と左に古部丸山が見える。 新緑の山々の中に台場山を探しながらずっと気になっていた山に登れた満足感で一杯になる。 帰りは矢別ダムへと林道を下ったがこちらも状態はそれなりで低山ながらハードルの高い山だと言える。          

<今日の三山目 古部丸山 はこちら> 
<今日の一山目 泣面山 はこちら> 


          

          

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