妙山〜三笠山  551m〜594m  スノーシュ一 (三笠市・美唄市)  ■Home
2015年2月1日 晴れ時々曇り 奔別川二の沢ルート メンバー5名
8:25作業道→10:30妙山→(11:20-11:30)三笠山→13:20作業道

各地に雪マークが並ぶ中、空知方面に晴れ間を期待して未踏の三笠山を予定しました。 幾春別のこの低山に二度振られたことがあり今回三度目の挑戦です。 山腹に延びる道路の先に炭鉱の露天掘りがあるとは知らず車の立ち入りを断られたことが一度目、 ならば冬に美唄側からと出掛けたがまたしても露天掘りが・・ こちらの会社は入山を快く許可してくれたもののメンバーの一人がシールを忘れたのが二度目です。 敗退の重なる山ですが今回はやはり三笠市に敬意を表し、幾春別の山裾から辿ってみることにしました。



さて今日はお初の二人が同行、その内の一名は初めてスノーシューを履いての雪山デビュ一でいささか緊張している様子です。 こちらもデビュー初端から敗退させる訳にはいかないので気合を入れて臨みました。 沢沿いの古い作業道をスノーシュ一で出発すると、すぐに道は消失しそのまま口を開けた沢中を進みます。 沢から適当な尾根に取り付く頃には思惑通りの青空となり、風も当たらずしめしめという天気になりました。 樹林の尾根は適度に雪が締まってぐんぐん標高を稼ぎ、△550m妙山からは三笠市街と美唄方面に石狩平野が見えます。 稜線は広く解放的で急斜面に落ち込む三笠側は眺望が開け、方や美唄側は樹林が北風を防いでくれました。 そしてアップダウンを経てピンクテープ一つない頂きに到着しました。



時折り下からドーンドーンと発破の音が石炭の山に響き渡ります。 展望は先日登った幌向岳が限界で、期待したタ張や芦別の山並みは雲の中に隠れていました。 それでも青空の下に桂沢スキー場、幾春別の街並み、それと桂沢湖を囲む周辺の山々が望まれ上等です。 美しい雪景色、マイナーなピーク、雪山デビュー、カバノアナタケ、それぞれが楽しんで下山しました。 尚、かつて空知集治監の裏山で奈良の三笠山に似ていることから市名発祥になった三笠山(観音山)は別山です。 標高こそ低いものの三笠のフットパスで紹介され、いろいろ由緒ありそうで興味が湧きます。

<2015年 三笠山(観音山) はこちら>


          








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