緑岳ミドリダケ(表大雪)2020m  ■Home
2001年6月  晴れ後曇り  高原温泉コ−ス  登り3.00 下り2.20  総時間5.20 標高差780m 距離4.5km
登山口→(3.00)山頂→(2.20)登山口
当初は登山口に泊まり翌早朝出発の予定だったが遅くに家を出た為いい時間となり途中の当麻町キャンプ場でテントを張った。温泉がすぐ傍にありトイレも綺麗で設備は申し分なかったのだが旭川から近いせいか人が多くテン場はビッシリであった。また夜中に目の前の道路を走る車の騒音やどこからか子供の夜鳴きが聞こえるなどあまり快適とは言えなかった。翌朝急いで出発(8時前)するが現地まで結構遠く9時頃到着した。高原温泉前の広い駐車場には既に20台以上の車、天気は薄曇だが少し青空も覗かれまずまずである。森林事務所(小屋)にはまだ人気がないが入山届を済ませ、硫黄臭のする 蒸気を見ながら登山口まで10分ほど歩く、視界の利かない樹林帯の中を階段状の急登が続く赤テープが頻繁に下がり枝道にはロープが張られるなど全く迷う心配はない。高根ケ原方面の急斜面には大きな雪渓が張り付いている、やがて足元を雪解け水がチョロチョロ流れ出し水溜りが多くなる、細い木道が敷かれどうにか靴を濡らさずに済んだ。第1・2お花畑とも大きな雪渓上を歩く花が少し前でエゾコザクラが申し訳なさそうにチラホラ咲いてる程度。3つ目の雪渓を過ぎると岩壁が現れ左に折れるが右側が沢になって落ち落差があるため子供が怖がった。(写真上中)這い松の廊下を過ぎると視界が一気に開けゴツゴツした岩続きの先にこんもりとした緑岳山頂が手に届く近さにある。(写真上右)休憩場にちょうどよい平地がありコマクサが結構咲いていた。東大雪の山並みを背に這い松の岩礫帯を黄ペイント頼りに1時間かけ登ると頂上に至った。旭岳が思ってたより大きく見え右に白雲岳と平べったい小泉岳への登山道が延びている。トムラウシへと向かう縦走道も見えいつの日か辿ってみたい思いに駆られる。強風を避け大雪ダムを眺めながら昼食(一転して蝶が舞う陽気)。這い松を下山中に家内が顔から転ぶ(幸い無傷、疲れが足にきたかな)ポツリと小雨が降り出す。ツア−での縦走登山者が多く大型バスが2台待っていた。ぬる目の高原温泉で汗を流す。(700円・乳白色・露天)
 
山頂標識と雅之、後ろが旭岳・熊が岳と中央が白雲岳・登山道の延びる先の平らな小泉岳  コマクサ・ヨツバシオガマ・エゾコザクラ


inserted by FC2 system