2013年9月15日 曇りのち雨 メンバー5名
6:25芽室小屋→(10:25-10:40)芽室岳西峰→(11:30-11:35)芽室岳→13:45芽室小屋
三連休何処も雨・・困った時の芽室川北東面沢という訳で、
それぞれ予定が潰れてお暇な面々で前日のんびり貸切の剣小屋に入る。
翌朝5時に数台の車が到着し登山者かと思ったら剣神社にお参りする信者さん達だった。
工事関係者に思われたのかご親切な方からパン一個づつ頂戴して小屋を後にした。
芽室小屋に着くと中から数名の登山者が出てきて夏道を登って行く。
芽室川の右岸に延びる途切れ途切れの踏み跡を辿り二股手前で入渓、ほぼ平水だった。
坦々と遡行を続け900m手前の三俣でようやくアルコールが抜け頭がすっきりしてくる、
と同時に手頃な滝が出始める。
1280mの右岸(写真上右)より支流が滝になって落ち、前に気になってたのでこれ行ってみる?と逆層気味の滝を登る。
すぐの二股で地図を取り出し、さてどっちにする?
左を取って夏道分岐から雨の前にさっさと下山という手もあるが、
芽室岳に登ったことのないtaさんに初ピークを踏ませる会が結成される。
分岐を右に入って沢形を詰めるとあっさり従走路だった。
結局1280の左股には初っ端10mの滝だけであとは何もなかった。
折角だから西峰ピストンし遠雷聞こえる中、本峰へと急ぐ。
そして芽室岳山頂に到着、うっすら主稜線沿いに隣の山が見える程度だったがtaさんご満悦である。
さてここからが試練が待ち構える。
ぽつぽつ降り出した雨が本降りになるや・・・登山路は泥道に変わって滑る滑る。
地下足袋などに履き替えたメンバーは兎も角、一人フェルトのままだったtaさんは気の毒としか言いようがない。
どうにか濡れ鼠で下山し熱い風呂に入って解散した。
<2010年の芽室川北東面直登沢はこちら>