芽室岳(山スキー) 1758.7m(日高)  ■Home 
2005年3月中旬 曇り時々晴れ メンバー3名
1400上羽帯c338→1615芽室岳山小屋
600芽室岳山小屋→930・1520mシーデポ→950稜線コル→(1015-1045)山頂→1100稜線コル→(12:30-13:30)芽室岳山小屋→1430上羽帯c338

小屋まで辿り着くのが大変だった        タフなKoさん急な尾根も変わらぬペース      c1100辺りからはこんな感じ

オダッシュ山から移動し上羽帯の最終除雪点に着くと山屋らしき車が二台デポされていた。 ここから6.5km先の芽室岳山小屋に泊まる予定だが先客がいることも考えテントを担いだ。 ビール過積載で荷が重くバテバテになりながら2時間以上掛かって誰もいない小屋に着いた。 薪を焚きさっそく安着祝いとする。 たっぷり汗を掻いた後なのでビールがとても旨い。 翌日に備え早寝するが夜中に風の唸る音で何度か目が覚めた。 5時起床し腹ごしらえして6時に出発する。 僅かに残るトレースを辿ると900m付近で2人連れが下りて来た。 すぐ上でテン泊したが一晩中風に悩まされて眠れなかったらしく「この風じゃどうせ上はダメだろう」と早々に下って行った。 更に1300m付近の平坦な尾根で風除けブロックが詰まれ潰したテントに荷がデポされている。 先に人がいると思うと少し心強く先行者の跡を辿り1520mでシーデポしツボになる。 幸い空は青く稜線やピークもしっかり見えてるが東から雲が飛ぶように流れ去る。 c1690の稜線コルに出ると西峰を往復した6人パーティが休んでおり彼等に先駆け本峰を目指した。 稜線はカリカリで突風凄まじいがアイゼンは着用しなかった。 山頂の岩陰で一休みして日高の山並みを眺める。 Koさんの口の周りが軽い凍傷になっていた。 下りのスキーは雪が重く足がパンパンでやたら転びまくる。 小屋から車までは僅かな傾斜と追い風に助けられ1時間で到着した。 (牧場を横切ると幾分近かった) <積雪期の日勝峠〜芽室岳縦走はこちら><芽室川北東面直登沢〜芽室岳西峰はこちら>
     
コルから本峰は風で吹き飛ばされそう       記念撮影しすぐ裏側へ退避する       西峰(ペンケヌーシ) 眩しく格好いいな〜


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