幌加川五ノ沢〜丸山噴泉塔 (東大雪・上士幌町)   地図はこちら  ■Home
2010年8月下旬 晴れ メンバー4名
7:05林道→(10:15-10:30)丸山噴泉塔→14:00林道

ニペソツ山の南方に丸山1642mがあり、その中腹の丸山噴泉塔を訪ねてみました。 噴泉塔とは温泉成分が堆積した塚のようなもので学術的な価値があり文化財として保護されている。 上士幌町史に依ると発見されたのは1980年(昭和55年)で割と新しく2m程ある塔は毎年6-7cmづつ成長していると言うから驚きである。

通行止めの置かれた林道を出発、5kmあまりを辿る   崩壊した道、谷底が目に入って良い気持ちがしない   沢水により岩や草木までもが茶色に染まっていた
黒岳の白水沢を遡行した翌日、丸山と墳泉塔を訪ねることにした。 墳泉塔はパンフレットに載っているくらいだから楽勝かと思いきやアプローチがそれなりに大変である。 十勝三俣を過ぎ糠平湖の手前で幌加ダムへ折れる林道を進んだ。 途中幾つか分岐を過ごし通行止めの看板が下がるヘアピンに車を止める。 ここから沢沿いの林道を歩いてすぐ落石箇所があり更に少し先で四ノ沢を過ぎる。 やがて緩やかな尾根を登ってゆくと幼木と草が覆う古い作業道に変わった。 高所に設けられた道は二箇所ほど崩壊し、数十m下の沢を見ながらガレガレの急斜面を横切るなど結構ワイルドである。 五ノ沢を徒渉し右岸に移ってからは再び明瞭な高巻き道が続く。 道が途切れいよいよ沢中に入ると滑の岩盤や小滝などが出て少し気を良くする。 だが良く見ると所々に巻き道が付いてわざわざ沢中を歩く必要はなかったようだ。

雪渓かと思ったら石灰が堆積した白い滑だった   秘沼と共に忽然と現れた噴泉塔、今も成長を続ける    この黒い沼は明治時代の爆烈火口の跡である

赤茶けた水が印象的で東丸山分岐から丸山分岐にかけては倒木が目立つ、 そして最後にジャングルのような倒木を抜けると雪渓を思わせる白い壁が見えてきた。 近づくと石灰が一面に堆積した白い滑で奥に黒い沼と手前に2m位の白い塔が立っていた。 滑の至るところからぷくぷくと冷泉が湧き枯葉などが固まって付着している。 想像した地獄谷の様な景観とは異なり匂いや地熱もなく静寂な居空間が広がっていた。 こんもりした塔の先は湿っているだけで年に7cmも成長するとは思えない。 さていい時間になり丸山に後ろ髪を引かれつつ復路を戻った。 調子よく道を下ると五ノ沢の徒渉箇所を見逃し30分あまりロスする。 墳泉塔は結構遠かったが貴重な文化財ゆえ手軽に行けないくらいで丁度良いのかも知れない。



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