円山 マルヤマ(道央) 225.9m  ■Home
 98年5月  晴れ時々曇り  八十八個所巡りコース  登山口→(0.30)山頂  山頂→(0.20)登山口

札幌市民にお馴染みの円山ですが実際山に登るのは今日 初めてです。子供たちは小学校の遠足で既に経験済みなので少し得意げになってます。都心からほんの2〜3km、すぐ近くまでビルやマンシォンが迫っているにもかかわらず、北海道神宮の濃い緑に囲まれ静かな憩いの場となっています。南二条通りから入って来ると左手に名前のごとく見えるこんもりとした山が円山です。
最初、登り口が分からず近くの人に聞いたものの、その人も良く知らないらしく「たしかあの辺」の言葉を信じて登山口を探したところ確かに山道らしき踏み後が見つかりました。とりあえず登っていくとかなりきつい直登が続いてどんどん高さを増し、やがてビル街が下に見えはじめました。眺めが良いもののどうも聞いたのとは違うような気がします、だいたいお地蔵さんも出てきません・・・・15分程登って本来の登山道に合流!どうやら今までの道は近道だったようです。原始林に覆われた幅の広い歩き易い道です これなら2-3才の幼児から腰の曲ったお年寄りまで気軽に登れそうです もちろんスニーカーでOK 散歩がてらに毎朝登るご近所の方もいらっしゃるそうですが納得できます。
所々にお地蔵さんが並んでいます 字がくずれて読めないような古いものもありますが、中には番号の付いてない(壱番から八拾八番まで)最近置かれたらしい新しいものまであります どういういわれからお地蔵さんが置かれたのでしょうか?
円山原始林は開拓史時代から保護されていたらしく年代を感じさせる大木も見られます、歩きはじめてから30分程であっけなく頂上に出ました。狭い岩場に結構な人がいます、眼下には札幌の街並みが一望できました。都会の山だけあってカラスがうるさいくらい多くて 人の食べ物を狙ってる様子です。帰りはもちろん正規な道を下りました 登り口に大師堂があって、ここに使い古しのストックが沢山掛けられていました「ご自由にお使い下さい」って感じだと思います、ありがたいですね! 近くに円山から藻岩山までの散策路の案内板がありました、このコースも面白いのではないでしょうか。

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