週末は「史上最強レベルの寒波」とか?繰り返し流れるニュースにモチベーションが下がる。
丸子山は鏡岳まで登って時間切れになった山だが幌内山地ナンバー2の展望が気になりリベンジすることにした。
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札幌を北上すると気温がどんどん下がり途中-24度、芦別は-21度だった。
砕石場に断りを入れチラチラ雪の舞う中を出発した。
手が悴み鼻がツンツンするがこれくらい道東・道北の人なら当たり前か、風が無くて幸いだ。
ゲートから程なく地図にない分岐を曲がり、以前辿った林道に合流する。
終端は560mだが更に作業道が630mの小尾根まで延びている。
鏡山の右奥に小さく聳える782の岩峰が目立っていた。
樹林を抜け843と882の斜面を巻いて進む。
木の斑な先に十勝連峰と大雪山の良い風景が広がっていそうだが晴れそうもなく、そして樹氷の美しい尾根から山頂に到着した。
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木の間に展望を期待したが乳白色の景色で残念、山頂の景観は同じ山域の班溪幌内山をイメージしたがちょっと違っていた。
843の緩やかな樹林の中は雪質が良く、また林道もスキーが滑ってすんなり下山する。
距離は幾らか長いが丸子山の方が鏡山より淡々と感じられた。
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下山してまだお昼過ぎ。こんな時でもなければ登れない上金剛山に寄ってみる。
かつて苦労して登った金剛岳に似た名前で興味を持っただけだが案内板を見ると登山の対象ではなかった。
旭町会館に車を止めスキーで取付き道路に向かうと数日前のシューのトレースが延びていた。
トレースと別れて取り付いた北東尾根は灌木と笹が目立ち、最後の急斜にさすが金剛だとか言いながら山頂に到着した。
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丸い頂の反対側からもトレースが延びてきてそこそこ登られているようだ。
山頂からは薄ぼんやりした街並みが見えるのみだがおそらく展望台のような景色が広がっているのだろう。
色褪せた看板にマイナーな山々が記され、その中の惣芦別岳は夕張中岳の間違いだろうがまあいいか、雪不足の斜面を滑って車に戻った。 登り50分/下り20分
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<2017年の 金剛岳 はこちら>