2007年4月中旬 登り4:20 下り2:15 (ヒュッテ起点)
林道12:18→16:00ヒュッテ
ヒュッテ7:10→前岳(11:30-12:00)→ヒュッテ(14:15-15:00)→林道17:20 (休憩含)
滝の沢岳から見えた夏の前岳と奥が夕張岳 ツボで尾根へ取り付く、山頂はまだ見えない 急な斜面だ、時に四つ這ひになってひたすら登る
前日、出発する途中で買出しを済ませ夕張に入ると静かな町中に次々と選挙カー過ぎ去る。
予定通リダムに掛かる白銀橋から4kmで行止まり(ゲートから1km手前)スキーで出発する。
途中2-3箇所道が出てスキーを外し9km先の夕張ヒュッテに3時間半掛かり到着する。
翌日は薄曇りうどんを食べ7時出発する。ヒュッテから少し戻り二つある夏道の間の緩い登りから1150m付近で馬の背コースを乗越した。
次第に雪が硬くなりスキーを引張って登るメンバーもおりどうにか夏道の合流手前まで上ってスキーをデポする。
いつの間にか天気は良くなり見上げる前岳の白いピークは岩峰の先に手に取る近さだ。
アイゼンを付け西に延びる急な尾根に取り付くが雪が腐り始めもっと早く出発すべきだった。
上部へ達するとルンゼ状の岩塊が迫りその一部から10m程ステップを切って攀じり狭い稜線へ出た。
北西側は落ちてるが南東側はさほど怖さを感じず取り付くルートはこちらの方が楽そうである。
狭い山頂に辿り着くと展望の良さに思わず声が上がった
往路はデポ地から馬の背コースの北側にある沢を下ってみたが急な狭い地形で時間が掛かった。
小屋からは緩い登り返しが何箇所もあるがシール無し2時間半で車に戻る。
帰路、シューパロダム付近の車中から見える前岳の鋭鋒に改めて惚れ直す。
登ったルートを遠目で追い充足感で一杯になった。
連なる岩稜の先に小さな頂が見える 背骨のような岩場を慎重に上れば終了か 展望の山だった!登ってくるメンバーが見える