東中山〜庚申草山 コウシンソウヤマ 961m-918m (札幌市) スキー ■Home |
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車の数に不自由しないので登りと下りでルートを分けることにした。
車を走らせてすぐ国道から望む庚申草山は橋の袂から直に登った方が手っ取り早そうな感じだ、
尖がりが山頂で三角点は右端(黄色の道路標識の上)にあるはずである。
トンネル出口へ車をデポし、峠の頂上から2kmほど手前の路側帯よりスキーで出発する。
今年はいつもの年より雪解けが早く若干気掛かりだったが、流石に中山峠にはまだびっしり雪が残っていた。
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国道から急な取り付きを登って、あとは緩やかな西尾根を辿るとあっと言う間に二等△東中山に到着する。
平坦な頂には朽ちた大木がシンボルの様に立っていた。
展望は木の枝越に蓬莱山〜幌滝山〜もう一つの東中山が見える程度だが意外に奥深さを感ずる。
枝にピンクテープを結び、山頂写真を撮って次の庚申草山に向かう。
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シールを付けたまま緩やかな尾根を下ると樹林の中に庚申草山と思われる小さなポコが見えてきた。
こちらも距離が短く呆気ない感じだ。
林道T字路の袂には水芭蕉の咲く沼地があって何とも長閑である。
いよいよ現れた庚申草山の岩塔は思ったより小さく、
尾根沿いに登ったピークは木に囲まれちょっと拍子抜け。
これ超えると見晴の良い小尾根が三角点の先端へと延びていた。
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雪庇の張り出す東側に広々とした風景が広がり、
西側は木が邪魔して無意根山から喜茂別岳が何とか見える程度である。
先端の笹中には嬉しいことに標石が出ていた。
しかもピークに戻ると道脇に転がってる山頂標識を見つけこれですっきり下山できそうだ。
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頂稜からは札幌岳を始め、狭薄山、漁岳、小漁岳の眺望が広がる。
眼下の無意根大橋を眺めながら春の気配を感じつつ暫しのんびりする。
林道途中からシールを外して滑降、沢が開き右岸を下るかトンネルの上から戻った方が良かった。
トンネル出口へ下ったらGWで車が途切れず、国道の横断が核心だった。
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