小白山(コシロヤマ/スキー) 893.4m(道央)  地図はこちら  ■Home
2006年12月上旬  総時間4:35(休憩含) 標高差567m 片道7.0km
薄別林道7:30→宝来小屋9:35→尾根取付10:05→山頂(10:20-11:00)→薄別林道12:05

札幌50峰の一座、名の知れぬ質素な山           山頂標識があるのに驚く            宝来小屋から先へ延びる薄別林道
12月に入ったが雪は少なく天気予報もパットしない・・こんな日は登る山を探すにも意外と苦労する。 安近短で選ぶのは山に失礼だが札幌50峰の中でまだ残している小白山を目指すことにした。 名前からゴジラに似たちょっと手強い山かも・と思っていたが素直にコシロヤマだった。
この山は無意根山から東へ延びる尾根の一部であるが50峰に入ってる為かそれなりに登られているようだ。 ネットで検索すると何れも薄別林道から小川を渡りダイレクトに急斜面を登っているが今はまだ沢が開き無理である。 むしろ林道を詰め尾根からピークを踏んだ方が楽だと思うが?・・まあ人それぞれ登りの趣向があって然りだ。
ところが地図を見ると白水沢まで繋がっている筈の林道が現宝来小屋の先までしかない。 何故わざわざ沢を渡り急斜を登っているのか凡そ合点がいった。
薄別口からトレースとツボ跡を辿り林道を登っていく。 暫くして対岸に見える一番高そうな尾根が小白山だろうか?  いままで全く気にも留めなかった山だけにピークを認めるのは難しい。 宝来小屋で何やら賑やかな声が聞こえ現れたのは小屋帰りの元気な子供達だった。 今までのラッセルに感謝し潅木の生え始めた古い林道を進む。 軽くラッセルしながら2km程行った屈曲部にミラーがあり林道と分かれた。 潅木を縫うように平坦な尾根を辿りあっけなく10分そこそこで標識の架かった山頂に到着する。 何を基準に選んだ50峰かは知らぬが見晴らしは悪く予想通り凡そピークらしくない。 敢えて急斜を登り一汗掻いた方が充実感を得たかも知れない。 風下に座り甘酒を温めて一息入れ残り7座を想い浮かべる。 下りは林道のトレースを一気に滑って薄別口に着いた。


inserted by FC2 system