道内にはキトウシと読む地名が幾つかあるがキトウシとはアイヌ語の「ギョウジャニンクが群生する所」に由来する。
岐登牛山(東川)、鬼斗牛山(旭川)、喜登牛山(足寄)、それぞれ当て字は異なるが何れもネギの山と言うことなのだろう。
予報は大雪だが大したことないので岐登牛山に登って帰ることにした。
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美瑛町から東川町は近く、テカテカの道路をキトウシ温泉に向った。
岐登牛山といってもあまりピンとこないがキトウシ森林公園家族旅行村の看板を見て漸く山の実感が湧く。
遊歩道に通じる道が閉鎖中で登山者と思われる車が1台止まっていた。
手っ取り早くゲレンデを登ると長靴がヌカルが次第に後方が開けてくる。
淡々と上のリフトに到着、木が茂る山頂部に刈り分けが延びて幸い。
ピークにほのぼのとした絵が掛けられ、三角点が頭を出していた。
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ゲレンデをピストンする積りだったが展望台があるらしいので遊歩道を下ることにした。
樹林でやや薄暗い感じだが標識や岩場が出て漸く登山の雰囲気になる。
南端展望台にも絵が掛けられ、戻って岩場の小ピーク(写真)に向かうとここも小さな展望台になっていた。
そして場違いみたいな展望台に拍子抜け、ジグザグ道を下って温泉に戻る。
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【南端展望台からの眺め】葉の落ちた枝越しに白くなった東川町の田園地帯が見渡せた。
はたしてその先にどんな景色が広がっているか気になるところだ。
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<昨日の一山目 石山(砂川市) はこちら>
<昨日の二山目 嵐山〜近文山(鷹栖町) はこちら>