毛無峠・BCスキー (小樽市) 地図はこちら ■Home |
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峠一帯は“毛無山”と呼ばれる割に鬱蒼とした風景であるが 毛無(けなし)とはアイヌ語の“ケナシ(山林)"からきてるのを知ると納得がいく。 下から見えたあの源頭斜面はアンテナの裏側にある筈である。 |
百葉箱のある広く除雪された駐車場には保守用の圧雪車が止められていた。 今日来てるのは我々のみだが作業道には圧雪車が踏み固めたトレースがあり登りはとても楽だった。 |
行きしな南東斜面を1-2本滑る予定だったが登り過ぎてしまい西斜面に行き先を変える。 思い付きだった割りには疎林の良い斜面で楽しめた。 次にいよいよ本日のメインディッシュ恩根内川の源頭に向う。 潅木を抜けるといきなり急斜面が待ち受け、 恐る恐る谷間を覗くと例の亀裂が認められ廻り込むように深雪に飛び込みました。 |
ノートラックの美しい斜面が広がって気分は最高である。 昨日の新雪に歓声を上げながらシュプールを刻んだ。 気持ち良い滑降も束の間で沢幅が狭くなりだすと雪が重くなり快適と言えなくなってきました。 |
眼下に小樽の街と日本海が薄っすら望まれた。 無線施設のある山は総じて展望が良いのだがいま一つの天気で残念でした。 それでも今日は思いがけぬ二等三角点△奥沢761mにも寄ることができ成果の大きい一日になりました。 |
中流過ぎから沢が開け渡渉はそれなりでした。 もっと時期を遅くした方が快適に下れそうだがパウダーの確立はぐっと減りそうである。 もっともこの山のアプローチを考えればあまり賛沢も言えずお初の毛無峠は十分満足出来るものでした。 |
ほんの僅かな登り返しでデポした駐車場に帰還しました。 思ったより時間が掛かりましたが、最後に朝里スキー場を滑って帰る“おまけ”を考えました。 車で再び峠の駐車場まで送って貰い、そこから道路を少し歩いて雪壁を越えます。 さすがに山スキーの後にゲレンデでは気合が入りませんでしたがそれなりに面白い嗜好に満足! 熱い温泉とビールが体に染みわたりました。 |