カルルス氷筍洞窟〜1077峰(バケモノ山)  1077m (登別市・壮瞥町)   ■Home
2016年2月27日 曇り時々晴れ メンバー3名 化物ルート
7:20サンライバスキー場→(8:45-9:05)ニョロニョロ→(11:30-11:40)バケモノ山→13:05サンライバスキー場  (カルルス氷筍1:25 登り2:45/1:25 休憩含)

大滝のニョロニョロは私有地の関係で勝手な立ち入りが禁止されてしまったがカルルスにもあると聞いて気になっていました。 折角なら氷が一番大きくなりそうな頃を見計らい、その序に化物ルートと呼ばれるダウンヒルを楽しんでみることにします。          
          


林道をスキーの単独者が早足で先行し途中の尾根からバケモノ山に向かっていった。 そこから赤布を頼りに林道を辿ると小沢が入りスキーを外して徒渉、簡単に考えていたがなかなか大変である。 出発早々ぬか喜びした「あと1km」の看板は帰りのことで「まだかあ〜」と思う頃にようやくそれらしき洞窟が見えてきました。 中に入るとあるわあるわ、親指から背丈を越えるものまで透き通ったニョロニョロが並んでいます。 数は大滝の半分位らしいが天井から滴り落ちる雫が凍った不思議な光景にちょっと感激しました。          

洞窟からすぐ尾根に取り付くと所々出っ張る岩を交わすようにジグザクの作業道が延びていた。 これを横切りながら標高を上げるとなかなかどうしてスキーの楽しそうな疎林が広がっている。 ただ良い尾根ではあるが帰りの林道を考えると登り返しがありいま一つ下る気がしない。 そして950mまで登ると隣の尾根から単独者のトレースが延びてきて早々とシュプールが付いていた。 どうやら始めから滑りだけが目的だったようで早足も納得、帰りはこの尾根を下ることにする。 さて稜線は予報通り西風が強く、ガス中を方向確認しながら進む。 灌木に覆われたポコは登別市の最高峰で雪の上に黄色い山頂標識が出ていた。 バケモノ山と呼ばれるくらいだからモンスターの一つでも見れるかと思ったが小雪で藪チックな感じだった。
         
稜線を引き返す途中で漸く来場岳が見え、そして983標高点に戻ると何時の間にか大きなテントが張られていた。 スノーシューとスキーが置いてあるのでどうやらガイドツアーの様だが中から「焼きうどん食べる人?」とか「卵焼き食べる人?」とか ガイドらしき声に反応する賑やかな声が聞こえてきます。 腹減ったなあ〜ご馳走を想像しながら滑り支度をしていよいよ尾根を滑降します。 緩やかな疎林が続くダウンヒルコース、深雪であれば止まりそうな斜度だが気温が低いせいか雪が良く滑りました。 これほど条件の良い時はそんなにないかも知れないが天気の良い時にバケモノ山の再訪を兼ねてまた来ても良いかなと思える斜面だった。
         
<2010年の オロフレ峠〜カルルス山〜来馬岳 はこちら>




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