カニカン岳 980.7m(道南)  ■Home
2004年5月下旬 晴れ時々曇り  総時間4.30(休憩含) 標高差717m 片道4.0km
登山口710→5合目850→カニカン岳940-1010→2合目1125-1225→登山口1240

看板のフレーズとヘルメットが似合う          6合目手前の雪渓(今年の残雪は遅い)      載ってるのもカニカン
登山口の看板に書いてある「その昔、ゴールド・ラッシュにわいた黄金の山。ブナの美林と金鉱遺跡を巡るワンディ・ハイク」
この山の魅力にぴったりなフレーズだと感心する。更に付け加えると頂上の展望の良さとお土産付きである。
美利河ダムから後志利別川に沿った道は島牧の大平山へ通じる道として現在工事中で途中まで立派過ぎる舗装がされているが財政難の折、 税金の無駄使いがいつまで許されるか疑問である。
先客が1台あり登山口から林道を少し歩くと入山届のBOXが置かれ始めの登りは九十九折で一汗かく。 山開き前だが道は明瞭で所々に型の良い竹の子が出て気になるが3合目から上は谷筋に残雪も現れ竹の子・ウドはこれからが旬である。
5合目付近で女性2人が降りてきて「雪渓が山頂まで続き相方はスニーカー履きなので諦めた」とのこと、 なるほど6合目手前に雪渓があり彼女等はここで引き返したようだがこれを渡れば後の尾根道は大方土が出ていて難無く登れたはずだ。 スニーカ履きの一人は山が初めてとのことで少しかわいそうな気がする。
シラネアオイが咲き出したばかりで数は少ないが色が濃い。 7合目の道脇にある金鉱跡は明治代にしては入坑口がしっかりし本物かどうかちょっと怪しい感じである。 しかしこんな山奥によく金を見つけだすものだ、昔の山師(雨宮砂金採取団)の欲と執念が伝わってくる。
雪渓を2つ登ると程なく狭い山頂で道南中域の山々の展望が素晴らしい。
 


inserted by FC2 system