金山 カナヤマ 501m つぼ (豊浦町・蘭越町)  ■Home
2015年4月19日 晴れ 金山林道ルート メンバー3名
9:10道道32号ゲート→10:30金山林道終端→(11:50-12:05)金山→13:00金山林道終端→14:05道道32号ゲート

金山は豊浦町の中で昆布岳、西昆布岳に次ぐ第三位の山、 山名は近くに全国屈指の金の鉱山(静狩金山)があったことに依る。 近くの山とセットで予定したが残雪を踏んで簡単に終わりそうなこの山を先に寄ってみることにした。



豊浦の山々に雪が無く、あわよくばスキーでと思ったが雪の少ない温暖な土地だったのを忘れていた。 また大岸から道道32号に入るとゲートで行き止まり唖然とする。 知れた距離なのでテクテク出発すると福寿草の群落とエゾイチゲが目を楽しませてくれ、そして正面に切り立つ金山がどんどん近いてくる。 どうやら山頂付近は急な岩場のようで金山トンネルから南尾根を予定したが北尾根に回り込んだ方が良さそうである。 周りの杉林に道南を感じながら林道を進み、小川を二つジャブジャブ徒渉してちんたら歩くと斜面に上物のネギが顔を出していた。



高速道路のトンネル付近から藪の薄い尾根に取り付く、中に造林道が延びていたがこれと別れ笹の細尾根をぐいぐい登ってゆく。 早々と今年初の藪漕ぎは薄っすらシカ道が延びて幸い、プチキレットみたいな所もあって飽きることなく雪の稜線に達する。 蘭越幌内山から延びてくる稜線にはまだ雪がびっしりで何と脇に刈り分け道が延びていた。 おそらく先程の造林道かと思うが小高い山頂(写真中央)まで続いてちょっとビックリする。 足元のすぐ横が崖かと思うとちょっと落ち着かない頂きである。


          


疎林の稜線からは昆布岳やニセコの山々の他、遠くに駒ヶ岳も見える。 眼下に高速道路と辿った道が延び、 噴火湾沿いに幌扶斯山(ほろぷすやま)から有珠山や室蘭岳方面の山々が見渡せ展望の良い山である。 結局、良い時間になってしまい二山目を諦めて家路に着くことにした。

         













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