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夏道から2度登っているが急なイメージの山で、今一つスキーという感じではないが好斜面もあるらしいので出掛けてみる。
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未明に家を出て吹雪の道道を待ち合わせ場所に向かうと公園の入口に車中泊したメンバーの車が止まっていた。
すぐ後から2人が到着してキャタピラーの跡が続く取付け道路を出発する。
途中で分岐する自転車道からラッセルとなり、やがて雪原の向こうに神居尻山が姿を見せるが雲の流れが早く風が強そうだ。
地形図を取り出して登りの尾根を確認、下りの斜面は定かでなく行けば何とかなりそうって感じだが、それにしても冴えない天気である。
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尾根は木が密で積雪が少ないせいか雪面が波打っていた。
狭い尾根にキックターンを繰り返すとコースの印でもなかろうが木に赤いマークを見掛ける。
両サイドの沢に地割れと穴が垣間見られ、ここを滑る訳ではないがあまり良い感じがしない。
固い雪面に載った雪に難儀しながら稜線に出ると強風と視界不良だった。
少し進んだ所で撤退のコール、内心ほっとしながら悴む手でシールを外す。
ピークを踏めなかったのは残念だが稜線で受けた寒風に冬山の厳しさを確認する思いがした。
天気の良い日に再訪したいと思う。
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