カムイロキ山 371m (足寄町)    ■Home
2016年3月20日 曇り メンバー4名 北西尾根ルート
14:35農家120m→(15:25-15:35)カムイロキ山→16:15農家  (登り0:50/下り0:40 休憩含)

カムイロキ山は足寄町愛冠にある一等三角点の山でカムイロキとはアイヌ語で(熊が越年する所、神様のおわす所)の意味である。 登山の対象としては物足りないが道内に七座ある天測点の山として気になっていた。 新得の山を下山して阿寒に移動する途中、簡単に終わりそうなので寄ってみることにした。

足寄町の市街地から道道を5kmほど進むと小さなカムイロキ山が見えてくる。 その辺の丘って感じで15分もあれば登れそうだ。 取り敢えず山から一番近い農家に断りを入れ、最短の尾根を直登することにした。 畑の雪がグサグサで腿まで埋まり、鹿柵ゲートを抜けて尾根に取り付くとこんどは下が凍って登り難い。 やれやれアイゼンでもあれば呆気なかったが木を掴みながら漸く山頂に到着した。


広い山頂には「第三号天測点」のプレートが付いた観測台と雪の下に一等三角点(冠色樹山)が埋まっていた。 これで登った天測点が五つ「瀞台・ペラリ山・写万部山・当別丸山・カムイロキ山」になって嬉しいが残り二つは道北の低山で完登の道は遠い。 山頂からは灌木が邪魔でとても子午線標を見通すことなどできないが雪の付いた沢形を下る途中からそれが立っているであろう丘の風景が望まれた。 下山途中で今シーズン初の熊の足跡があり、いよいよ奴さんらが動き出したかと思いながら次へ向かった。

<翌日の 伊由谷岳〜イユダニヌプリ はこちら> 
<今日一山目の 下然別山 はこちら> 




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