神威岳カムイダケ(道央)983m 烏帽子岳エボシダケ 1109.7m  ■Home
98年10月下旬 晴れ 百松沢林道コース
登り(2.25)3.15 下り(1.45)2.30 総時間7.15
登山口→(0.50)林道終点→(0.55)巖望台→(0.40)神威岳→(0.50)烏帽子岳
烏帽子岳→(0.45)神威岳分岐→(0.30)巖望台→(0.30)林道終点→(0.45)登山口

天気予報は一日曇りだが午前中ならなんとか期待出来そう・・ということで5時ちょうどに家を出ました。 外はまだ暗く星もちらほら見えます。 車の少い国道230号をすいすいと進みます。 簾舞を過ぎ定山渓トンネル少し手前の百松橋を渡った所が神威岳の登山口です。 入山者名簿を開くと今日一番でした。 林道ゲート前の駐車場に車を停めサンドイッチをほおばって6時ちょうどに歩き始めました。 空がだんだん白んできて道下に砥山ダムが見えてきました。 藤野方面の朝焼けがダム湖に映ってとても奇麗でした。 こういう景色で朝焼けを見るのは何年ぶりでしょうか。


百松沢の沢音を聞きながら林道を歩くと昨夜の雨で所々に大きな水溜まりがありました。 途中で左手の小道に分け入ると広葉樹の短絡道で枯れ葉を踏みしめながらが15分ほどで再び元の林道と合流します。 まもなく沢で分断された広場に出ると標識「登山口 神威岳へ」が立っています。 ぎょぎょっ!始めの「登山口」はいったいなんだったんだろう? (今はこちらまで車が入れます) 登山道は沢の手前から付いてますが一旦沢を渡ってまた戻る変則的な形になっています。 さてここから本格的な山道になります。 小さな沢を超え斜面伝いに登っていくと尾根に取り付きだんだんと高度を上げていきます。 山頂が少しずつ近づき40分ほどで真っ正面に頂上直下の崖が見えます。 緩やかな尾根道に変わり倒木を廻ると「巖望台」という標識が掛かっています。 この巖望台を過ぎから再び急になって岩場にロープが掛かってたりします。
直下に見えていた岩場はジグザグ道が付けられこれを登っていくと途中に烏帽子岳への分岐があり更に登ると神威岳山頂でした。
Oh!天気が良い!眺めも良い!すぐ近くに百松沢山と奥に手稲山が見える。 木々の間からは余市岳すぐ横に天狗岳、無意根山、喜茂別、札幌岳から空沼岳の山容が素晴らしい。 その横に樽前山と遠くに日高の山並みと白くなった十勝連峰がくっきりと見えるではあっりませんか!感激です。 展望は木々から葉の落ちた今頃の時期が良いようです。 今日はこれで帰ろうと思ってたのですが少し欲が出て隣の烏帽子岳まで足を延ばすことにしました。 どこが頂か分からない背中を丸めた山容をしています。

山頂を下るとすぐ分岐があり始めはダケカンバの多い急な尾根道を続いて笹を分けやや歩難い道をコル付近まで一気に下ります。 右は百松沢岳との深い谷で崩壊箇所にロープが渡してありました。 さてここから烏帽子岳への急な登りです。 笹の根に難儀しながら神威岳の高さまで登ると角張った岩と草の斜面に変わります。 山頂手前に岩場の休憩ポイントがありここからの眺めもまづまづです。 登り切りると笹を刈り払った平坦な道が続いてますが行き止まりになっていました??? 山頂標識は「行き止まり」から20mほど戻ったダケカンバの木に掛けてありました。 辺りは笹薮と潅木に覆われ眺めは余市岳、無意根山、雪を被った羊蹄山が見えました。 休んでも落ち着かなく結局先ほどの岩場に戻ってお昼にしました。

下る途中でラブラドール犬と共に登ってくる男性がいました。 かわい〜な!犬好きの身にはたまりません。 帰路はお決まりの小金湯温泉で汗を流しました。(肌がすべすべ良い湯です!)

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