上ホロカメットク山(2018再訪)  1920m  (上富良野町・新得町)    ■Home
      2018年12月1-2日 曇り 安政火口〜D尾根ルート 4名
       12/1 9:30凌雲閣→テン場→安政火口→雪訓→15:00テン場  12/2 6:30テン場→9:25上ホロカメットク山→11:20テン場

地肌が目立つ中、吹き溜まりで滑落停止やビレーの練習をする。 活動量の少ない土曜はどうしても寒さが堪えるが今日も生憎の天気だ。 急斜の登行途中でいよいよ吹雪となり初日4時間程で終了し、1名下山して3名でテントに戻った。

  テント村を避けポツンと離れて張ったテントは風が通る場所で、外張り内張り無しでは寒く5時半早々シェラフに潜った。 夜中は街明かりが見えて好天を期待したが翌日は未明から曇り。 明るくなり出すとともに一番手で下降尾根に取り付くも稜線で足の速い若者グループに抜かれ、有難く吹き溜まったトレースを辿る。 上富良野岳からは体がよろめく程の強風とホワイトアウト、ガリガリの雪稜に消えかけたアイゼンの跡を追う。 結局彼等とはすれ違うことなくカミホロに到着し、逃げるように上富良野岳に戻って生きた心地となる。 そのあと列をなして登ってくる登山者はカミホロまで登れたのだろうか、テンバに戻ると下界は青空が広がっていたが山は雲に覆われたままだった。
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