上ホロカメットク山(2015再訪)  1920m  (上富良野町・新得町)    ■Home
2015年11月28-29日 曇り 下降尾根〜D尾根ルート 3名
7:40凌雲閣→8:15安政火口→10:20上富良野岳→(10:40-10:45)上ホロカメットク山→11:55安政火口→12:25凌雲閣 (登り3:00 下り1:40 休憩含)

天気が心配でしたが現地は意外に穏やかでほっとしました。 ただ例年より雪の量が少なく、かなりハイマツやブッシュが目立ちます。 先週は訓練にならなかったらしく年々遅くなる冬を実感、何とか雪だまりを見付けて一日目を終了しました。 ところがテントで鍋をつついて一段落すると手違いでガソリン切れが判明、いい耐寒訓練になります。


お蔭でたっぷり睡眠が取れましたが火が無く朝飯も作れないと思うとなかなかシェラフから抜け出せません。 パラパラ雪は降ってるし、このまま帰ってもいいかな〜とも思いましたが取り敢えず残ったチクワを一本づつ食べて出発します。 次第に空が明るくなると昨日より天気が良くこの時期のカミホロとしては上々です。 そして安政火口の大岩でスキーをデポ、Y子さんにお線香をあげますが早いものでもう三回忌になりました。


予定を変更して下降尾根からD尾根を登ることにしました。 既に先行する別パーティーが豆粒のようになって登っている姿が見え、その後を追います。 雪が浅くて登り難いが、時折り雲の切れ間にカミホロの山頂がぱっと輝きます。 そして斜度がどんどんきつくなり、緊張しながら登ってきた新人さんがほっとした表情を見せますが、帰りにまたこの急斜面を降りなければなりません。



ギザギザの八ツ手岩を下に見ながら上富良野岳で小休止、雲で視界がないせいかここまで長く感じました。 上富良野岳からはカミホロの山頂がどんと聳えますが今日はガスで見えず、方向を確認して進むと先行者のトレースが出てきました。 写真は帰りに写したものですが左に上富良野岳、真ん中に化物岩と八ツ手岩、右下に三段山が見えます。          


それまで割と穏やかだったものの主稜線からは強風に押されて進みます。 先行パーティーと入れ違いで山頂に到着、寒くて堪らず写真を撮ってそそくさと引き返しにかかります。 帰りはガスが晴れたものの上富良野岳までまともに歩けない程の向かい風で最後に冬の厳しさを見せてくれました。 温泉入って増屋でお腹を満たして家路に付きました。





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