天気の良さそうな芦別市の未踏から気になっていた幌内山地の山を予定した。
アプローチは芦別側の国道未開通付近からを考えるが日の短いこの時期に鏡岳を踏んで丸子山まで届けば御の字と出かけてみる。
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まだ食べたことがない芦別の名物料理ガタタンの話をしながらカナディアンワールドに向かう。
予定した林道が除雪されてラッキーと思ったら二俣に事務所が建っていた。
少し様子が変だと思いながら右の本線を進むと広大な砕石場に入り込み、林道どころか地形図とかけ離れた風景に驚く。
日曜で休業中だがこういう場所ではあまり良い思い出が無いのでそそくさと突っ切ると左から林道と出合いほっとする。
どうやら切り替わった林道が地図に反映されてなかったようで初っ端から疲れる。
さて気を取り直してくねくね続く長い道を脛ラッセルで進み、終端c500で漸く鬱蒼とした鏡岳を目にする。
もう幾らの距離でもないが尾根が思った以上に入り組み、またぶかぶか雪でなかなか歩が捗らない。
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エゾマツからカンバに変わるといよいよ稜線で緩やかなポコの先にこんもりした頂が見えてくる。
そして木に囲まれた山頂に到着、予報を気にして来る程の山でも無かったが初ピークでそれなりに嬉しい。
ここから丸子山まで1時間半とみたが日が短いので無理せず下山とする。
トレース通りに尾根を下って林道でシールを外すと意外に登り返しがなくスイスイ滑ることができた。
砕石場の手前で地図にない林道を下ってみるとすんなり車に出て拍子抜け、あれはいったい何だったのかと笑うしかない。
宿題で残った丸子山は未開通の国道が延びれば楽に登れるようになるかもと期待する。
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