2010年8月下旬 晴れ後雨 メンバー6名
6:20・710m林道→6:35・650m入渓→(7:50-8:20)820m右股→10:05・1130m引返し→12:20・820m右股→12:50林道土場
漁川820右股の目的は滝見物、何でも大きな滝が三つあるというから楽しみである。
天気は上々、待合せ場所で身支度を済ませ車2台で出発する。
林道がいよいよ荒れ途中で腹を擦りそうになる710mで車を止め急な笹斜面を下った。
沢床に降りる所が3m程の泥壁だった他はF1までほんの100mあまりジャストポイントの入渓だった。
880mでこの支流で一番大きい三段の滝が現れた 二段目8mはやや立ってるが手掛かり豊富である 三段目は狭い樋滝が連なり中を容易に登れる
倒木の掛かるF1を直登し次にエメラルドクリーンの釜を持つF2を巻くと640二股で、
この右股の源頭にある小沼も一度訪ねてみたいと思っている。
あわよくば今回820右股から陵線まで登り、沼を経由して640右股へ一回りしたいが藪が手強そうである。
淡々と先行し820二股で一息入れる。
水量は五分五分、遅れたメンバーの到着を待っていよいよお初の右股へと入った。
進んで程なくじゃっじゃ〜ん大きな滝が待ち構える。
880mでこの支流一番の核心があり誰からともなく歓声が上がった。
近づくと三段(8m・8m・8m)の滝で最上段は二つの樋滝になっている。
一見登れるかな?と思わせる滝だったが一段目はコブだらけである。
二段目はやや立ってこの中では一番難しいが手掛かりに困る事はなかった。
三段目は狭い樋滝が二つ連なり中を突っ張りで登った。
その後、小さな滑と小滝があるくらいでなんてことない小沢に戻る。
990mで10mの斜滝、1040mで10mの斜滝が現れたが共に登りは容易である。
更に少し先まで登ってみたがもう何も無いので下山とする。
滝の下降でザイルが必要なのは880m三段の最下段のみだが今回は初心者がいて時間を要した。
結局、漁川820右股はこの三段の滝に集約されこれを登れば投了という感じである。
しばらく何も無く990mで10mの斜滝F2となる F2は右から容易に登れる、滝口から下を写す 1040mにある10mの斜滝F3で大きな滝がなくなった
<2010年の 漁川640右股〜1020m沼(遡行) はこちら>