2005年10月下旬 曇り
総時間5:10(休憩含)
入渓c500・8:40→c550二股9:20→稜線11:00→1068ピーク11:20→山頂(12:03-12:52)→二股14:20→車止14:50
遡行に期待は持てぬ、だたピークを目指すのみ 藪が薄れ三角点山頂まではあと僅かだ 唯一の滝(二段目)よく滑る
桂沢湖から夕張方面の国道を進み湖の終端より左股沢林道に入る。
すぐゲートがあり開けて雨裂の入った道を暫く走るとハンターらしき車とすれ違う。
たぶん解禁後の鹿撃ちだろうが山登りに来たと言うとビックリした顔をし「熊に気を付けろよ」と言い残して去って行った。
橋を渡りそろそろ終端かと思いきや地図にない林道が延びている。
先に行くほど道は荒れ結局10km弱走ったどん詰まりで辛うじて車を回転する。
入渓すると予想通りゴミっぽい藪沢だが葉が落ち幾分スッキリしている。
日の短さを考慮すると晩秋に打ってつけかも知れない。
沢の水は少なく岩はヌルヌルして良く滑る。
随所に枝払いや鋸目がありそれなりに人が入ってるようだ。
c550で水量5:5の二股となり右股のすぐ先には10m・3段の滝が見える。
ここは左股を選んで二つのピークの中間の稜線を目指す。
c740で再び二股となり右股を選んで少し行ったc800過ぎで水が切れる。
沢地形が無くなるc900手前から背丈を越える藪漕ぎだが稜線に出ると少しましになる。
古ぼけたテープが残る最高点は平坦で見通しが無くすぐ三角点ピークを目指しUターンする。
稜線の潅木はいつもの這松に代わってオンコの木も目に付き不思議な感じがする。
背丈以上の笹薮も山頂手前の稜線になると潅木に変わり歩き易い。
ピークからは眺めがよく林道越しにキリギシ山が真正面に見える。
夕張・芦別岳は生憎スッキリしないが晴なら一級の展望台だろう。
帰路はピークから南の谷筋へ下降し三段の滝を降りてc550二股で合流する。
この三段の滝が左股沢唯一の滝で各段は高こそ無いがヌルヌル滑るので二段目でザイルを出す。
初めて入る山でそれなりに楽しいが時期を違えるとただ鬱陶しいだけかも知れない。