イチャンコッペ山 829m (道央・積雪期) ツボ  ■Home
2010年4月下旬 曇り後時々晴れ メンバー4名
10:30駐車場→(12:30-14:10)山頂→15:50駐車場 (休憩含) 
 程よく締った雪は脚に優しく雪山散歩という感じ     山頂までもう少し、ちょうどお腹も空いてきた    恵庭岳を始め展望が良く立ち止まる回数の多い山だ

ころころ変わる春先の天気に合わせ出発を遅く設定する。 朝方まで降ってた雨が止み10時前に支笏湖パーキングで待合せると早くも下山してきた人がいたのは驚きだった。 天気が悪いから途中で戻ったとのことだが雨の中を登ったのだろうか?空は一気に青みを増しているのに随分せっかちな人である。 尾根に取り付くとすっかり雪が消え久々に夏道の匂いを感ずる。 だが足元が滑って泥で転んだら汚ねえなぁと思うと早くも帰りが気になった。 しかも早々と笹にくっ付いてるダニちゃんを目にして一層此処を下るのが厭になる。 当初のスキーから気が変わりスノーシューを持ってきたがこんな状態では話にならなかった。 考えてみればこの山は登り返しがあり滑れそうな斜面も僅かだからスキーなんて楽しめそうもない。 それでもトラバースを始める頃には雪が現れ尾根に出ると歩くのに快適な雪面に変わる。 今日は雪が締ってスノーシューの出番もなくぷらぷら長靴に軽装で歩いてくる後ろの人が一番正解みたいだ。 登るに従って恵庭岳が裾野を広げ展望台のような反射板で一休みする。 「雪の伯爵夫人・恵庭岳」という山の歌があり何で尖がった山が女性なんだろうと思っていたが何となく分かるような気がする。 平坦な山頂は風もなく穏やかで儲けたような気分である。 テントを張り中から支笏湖と真っ白な樽前山を眺めながらジンギスカンをつまんだ。 メンバーの持参したハスカップ酒を頂き何とも贅沢でまったりした時間を過ごす。 下りは土の出た斜面を避け雪で埋まった沢型から国道に降りた。 ちょっとした冬山気分が味わえこの時期ならではの支笏湖の風景が楽しめるお勧めの山である。



イチャンコッペ山 (道央)829m  ■Home
2000年11月  晴れ  ポロピナイコ−ス  登り1.35  下り1.25  総時間3.00
登山口→(1.00)五合目→(0.45)山頂→(0.30)五合目→(0.55)登山口

今日は小春日和を思わせるような暖かな陽気です。 登山口は支笏湖展望パーキングを少し下ったヘアピンカーブにありました。 登り出してすぐパーキングに止めた車が下に見えそして背後にきらきらと支笏湖が広がっていきます。 刈り分けられた急登の笹道を2合目まで登って一息付き今度は笹の根で滑る斜面をトラバースします。 ようやく尾根に出ると足が抜って歩き難い道が5合目まで続きました。 道の中には植林してまだ間もない松の苗木が植えられ踏みつけぬよう気を使います。 6合目で道が別れますが8合目の反射板を目指してダケカンバの若木をのんびり登って行きました。 反射板からは支笏湖と恵庭岳の眺めがすこぶる良く前方の丸い頂までもう一息です。 きれいに狩り払われた笹道を鞍部に下りそこから一登りで山頂に到着しました。 支笏湖を取り囲む山々と湖の光が眩しい!右に手稲山、藻岩山、札幌の街並みも垣間見えすこぶる良い景色に登山者が多いのも頷けます。 ただ湖畔を疾風する水上バイクの騒音、あれが無ければ静かで良い山なのに少々残念でした。
 


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