百松沢山・南峰 宮城の沢ルート 山スキー(道央)1038.1m・1043m  ■Home
  2003年2月  晴れ  登り3.45 下り1.35 総時間5.20 片道6.6km 累積標高差891m
  登山口→(0.55)357分岐→(2.30)百松沢山頂→(0.20)南峰山頂(2.00)→(0.15)百松沢山頂→(1.20)登山口

宮城沢林道500m付近            尾根へ上る、20分程の辛抱で山頂である      開けた稜線で源八沢川ルート合流する

平和霊園のヘアピン手前に駐車するがダンプが良く通るので注意して停めなくてはいけない。 天気が良く気温は5℃と高めである。 林道を10分ほどの所に朽ちた橋が架かっていた筈だがスノーブリッジで難無く渡れた。 (今は鉄パイプで補強されている)  更にスノーブリッジを2-3ケ所渡り1時間程で357m二股を左へ進む。 暫くすると足元に人がすっぽり入る程の深い穴があった。 小木が生えて林道の雰囲気が無くなるc540付近で一旦小尾根にルートを取るがそのまま沢沿いに行っても合流する。 帰りは枝を避けながらの滑りで一番難儀する所だ。 沢形からc800で尾根に入ると冬山の雰囲気がぐっと出てくる。 雪を抱いたエゾ松と空のコントラストが美しく滑りも楽しめる場所である。 開けた斜面から源八郎沢コ−スと合流して山頂へ。 雪庇の下で腹ごしらえしていると十数人のワカンとスノーシューが到着し、賑やかになった山頂から南峰へ逃げる。 最後の急斜でずるずる苦労したが山頂からの展望は素晴らしく疲れも一気に吹き飛んだ。
   
山頂から少し移動すると街並みが見える             南峰から見る百松沢山、平べったいが市街から見る山頂部は格好良い
 
南峰から見る神威岳と烏帽子岳、右に定天と余市岳が霞んでいる


  百松沢山・南峰 源八の沢ルート つぼ(道央)1038.1m・1043m 地図はこちら(約250kb)  ■Home
  2001年4月  晴れ  登り3.20(5.1km)  下り2.00(5.1km)  総時間5.20
  登山口→(1.55)送電線→(1.25)山頂→(2.00)登山口

案内板は総じて古いものばかり      作業道から潅木へ、急になってきた      シルバーザッテルと呼ばれる開けた斜面

札幌の街中から見える山々の中で真っ先に探すのが百松沢山で、その小さな尖端が特徴的だ。 特に豊平川の東橋からはテレビ塔やビル群の上に端整な山が鎮座してお気に入りである。 雪解けが進んだが百松沢山ならまだ歩いて登れるかもしれない、スノーシューを携えて出かけた。 手稲左叉からリゾート札幌の看板を右折し砕石場のゲートに車を停める。 ゴミの不法投棄が目立って朝っぱらから厭な思いがする。 林道はスノーモービルのコースになっていて圧雪されている。 源八郎ダムの先で沢を渡るとその先で二股となり左の斜面に付いた道を進む。 足跡が全く無いのでルートから外れてないか地図を見るが間違ってないようだ。 潅木帯に入ると傾斜がきつくスノーシューの爪を立てぐんぐん登って行く。 ジルバーザッテルと呼ばれる開けた緩斜面に出て送電線を過ぎるとようやく標識テープを見付ける。 折角スノーシューできたが雪が絞まってその能力を試すに至らず、870mポコを左から巻いて稜線に出る。 街から見る姿とは程遠いのっぺりした山頂に到着した。 標識も何も無い質素な頂で少し休み、雪庇の張り出した尾根を南峰に向う。 コルから急な斜面を一踏ん張りして頂に到着すると三角点が頭を出していた。 こちらの方がはるかに眺めが良く神威岳と烏帽子岳がこんなに近くに見えるとは思わなかった。 定天や余市、無意根も綺麗に見えて大満足する。 下山もずっと自分一人だったが漸くすると沢山の登山者とすれ違う。 スキー3割、アイゼン3割、残りは長靴等だった。
   
百松沢南峰と神威岳           烏帽子岳は目と鼻の先である

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