幌内山  648m ツボ(石狩市浜益区) 地図はこちら   ■Home
    2011年4月18日 曇り後晴れ 逆川林道ルート 単独
    9:15釣堀c40m→10:15北西尾根c109m→(11:40-11:50)幌内山→12:45北西尾根c109m→13:30釣堀c40m  休憩含

そろそろ浜益10名山にリーチをかけようと幌内山を予定した。 浜益10名山とは黄金山から浜益岳まで浜益町(現在は石狩市)の山から10座を選んだもので山行と由来などが紹介されている。 10座の中で登山道があるのは黄金山のみ、他はおのずと雪の時期にピークを目指すことになるがこの山は少し奥にあってどんな山か興味深々である。

          



霧雨でちょっと迷うが家を出ると直ぐに止む。 国道を飛ばし浜益の実田に入ると真っ先に目に飛び込むのは黄金山だが幌内山はさて何処だ?  釣堀の看板を曲がって程なく融雪端に車を止め、そこからツボで3kmあまり雪の逆川林道を辿った。 上の写真は帰りに実田の於札内橋から撮ったもの、漸く幌内山の山容を見ることができた。          
         
          標高109で明るい尾根に取り付いた。週末の雪が20cmほど積り綺麗に雪化粧している。 時々尾根の吹き溜りに股まで埋まるが順調に標高を稼ぐと新しいツボ跡が出てきて嬉しかった。
         
          黄金山が良く見えると言うことは向こうからこの山も良く見える筈で楽しみが一つ増えた気がする。 山頂に着くまで暑寒連山から早く雲が消えて欲しい。 尾根は雪庇で細い所もあるが問題なく登って行く。
         
          最後に僅かな急斜を登り切ると平坦な山頂が見えてきた。 割と早やかったと思ったらまだ100mくらい先まで尾根が続いていた。
         
          雪庇の尾根を少し辿った先端が山頂で、すっきりした天気なら北に暑寒連山の展望が期待できそうだ。 今は近場しか見えず同定するには難しい低山が並んでいる。
                 
          東側は北の別狩岳(左)から南の別狩岳に続く山並みが望まれた。 右端は654ポコである。
         
南側にまだ未踏の円錐峰が664ポコの右奥に見える。 円錐峰は幌内山より高く端正だが何故か10名山に選ばれなかった。 10名山で残る1座の濃昼岳も海の傍に見えて楽しみである
         
         
幌内山と名の付く山はだいたいなだらかでこの山も裏切らなかった。 人目に付かずかつ地味なこの山を10名山に選定した人は渋い。
         
         
下りで漸く日が射し、清水の流れる林道脇に早くもヤチブキが咲いていた。 そして国道の橋から幌内山を見納めかと思ったら浜益温泉の休憩室からこの山が良く見えることを知る。
         


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