幌向岳  ホロムイダケ 836m (夕張市・岩見沢市・三笠市)   ■Home
2016年3月5日 晴れ時々曇り メンバー7名  東尾根ルート 5km
9:00国道452号→(12:00-12:15)幌向岳→14:00国道452号  (登り3:00/下り1:45 休憩含)

お菊人形が有名な万字から登った時はぱっとしない天気だったので東尾根から展望を確かめたいと思っていた。 今日は高気圧に覆われてこんな日に少々勿体ない気もするがお昼からのスカッパレを信じてリベンジする。
         
少し遅めに清水沢で待ち合わせると既に快晴、国道452号を20分程の沢見橋に急ぐ。 道脇を除雪して車を止め、地図にない林道を30分程進んだc420分岐から左の尾根に取り付いた。 林道はc500で左に回り込んでいるのであとは適当に小尾根を登ってゆく。 広い東尾根に合流する手前c690付近で小さな雪庇を越えるがこの暖気で斜面に亀裂が入っていた。 そこからは緩やかなアップダウンとなり三角山など低山の向こうに札幌の山々や恵庭岳を見ながら進む。 肝心の夕張山地は雲に覆われ半ば諦めの心境で山頂に到着した。 山頂は広く前回の藪チックな面影こそないが木が展望の邪魔をしている。 辛うじて大きな山塊と隣にえらく尖った山が見え、それが芦別岳と夕張中岳だと分かってつい嬉しくなる。          
          

さてシールを外して緩いトレースを戻る。 その途中で「山が見えるよ」と声の上がる方向に芦別岳と夕張マッターホルンが見えていた。 立ち止まって暫し待つとみるみるクッキリしてくる。 左端の幾春別岳から順に山々を目で追い、ポントナシベツ岳、シューパロ岳、鉢盛山などを同定、夕張岳が茂みの中でちょっと残念だった。
         
下りながら再びビューポイントを探すが木の間にちょっとだけよという感じでパノラマ的に見える場所はなかった。 天気のタイミングもずれ青空をバックに山の写真を撮りたかったが残念である。 それでも芦別岳と夕張岳までの距離が程よくなかなか良い眺めだ、特に夕張中岳と前岳が一際尖って格好良い。          

緩やかな登り返しもシールを付けることなく、そして雪庇を通過してからは程よい斜度の林間となる。 この日は気温が上がって雪はやや重だったが樹林の中はスキーが曲がって滑りもそこそこ楽しめた。 林道の正面には天狗岳とも言われる夕張マッターホルンが木の上に聳え、 国道からは今頃になって真っ青な空の下に夕張岳が白く輝いていた。          

<2014年12月 幌向岳(万字ルート) はこちら>




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