幌向岳 ホロムイダケ 836m  (岩見沢市・夕張市・三笠市)  ■Home
2014年12月13日 晴れ時々曇り 万字ルート メンバー2名
7:10林道→9:30・640m尾根→(11:10-11:15)幌向岳→13:00林道

何処もぱっとしない予報だが岩見沢方面が良さげ、ふとこの山を思い出した。 幌向岳は八谷さんのガイドブックで知った山だが56年水害の幌向川(ポロ・モイ・プトウ 大きな・渦の・河口)が源頭だったとは興味深い。 雪不足と言われる今シーズン初のスキー山行、体慣らしの積りで出掛けることにした。


待ち合わせの岩見沢郊外で-16℃、積雪が50cm程あってほっとする。 久し振りに向かった万字はすっかり限界集落の感が漂い駅舎の跡が広々とした郵便局になっていた。 気温は更に1〜2℃低く、急いで身支度をして奥の林道から出発する。 周囲の斜面は予想通り笹が目立つが林道は思いがけぬ靴ラッセルで久し振りの雪が嬉しい。 僅かながらに青空も覗き、谷越しに見慣れぬ低山を眺めながらc450の分岐を右に入る。 更にくねくね進んでc640のカーブを過ぎた所にテープが垂れていた。 さて林道を離れて薄暗いエゾマツの広尾根に入って行く。 ぶかぶか雪に笹が飛び出してぺースがガクッと落ちるがこの程度なら何とかなりそうだ。 スノーシュ一なら歩き難くて敗退していただろう。



目に留まるピンクテープまで行くと幾らか樹林の中がスッキリしている。 古い標識があり、どうやら地図に記された昔の道に出たようだ。 徐々に斜度が増して細尾根に出ると煩い潅木とアップダウンで少しだれる。 そして広々とした尾根の右奥に白い頂凌が望まれ、樹氷を見ながらちんたら山頂に到着した。 待望のタ張岳は雲に隠れ、石狩平野が見えるだけだが何とかピークを踏めて嬉しい。 次回は東尾根から登り、ブッシュや木々が埋まった眺望を確かめてみたい。 シールを付けたままトレースを下りって林道で外す。 帰りがけ二十数年振りにお菊人形を拝観、車を止めるならお寺ではなく郵便局が無難である。

<2016年3月 幌向岳(東尾根ルート) はこちら>


          


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