主府久〜ハッタオマナイ岳(山スキー)  1018m・1021m(夕張山地)  地図はこちら  ■Home
2006年3月上旬 晴れ後曇り  総時間9:10(休憩含) 標高差560m 往復16km
国道6:30→P1018.1m8:40→ハッタオマナイ岳(11:20-11:50)→P1018.1m11:40→国道15:40

倒木を避けながら木立斜面を登っていく        青空が広がってすこぶる快適な稜線を楽しめた    いつも目に付く日高町のコウモリ山
ハッタオマナイ岳は平取町と穂別町の境に位置し標高の割りにアプローチが長く体力勝負の山だった。
登山ルートとしては福山から鵡川を南下しペンケポロカアンベ沢沿いの林道から・414〜・618〜・987と尾根を繋ぐのが最も近いだろう。
だが同行Sさんの下見により福山〜富内線がまだ冬季閉鎖中であることが分り時期を遅らせるか別ルートを考えねばならない。
そこで国道274号のモトツトンネル南口からP1018.1mの北西尾根を登り長い稜線をピストンすることにした。
朝5時にSさん宅を出発しトンネル手前のオコタン橋付近の旧道に車を置き尾根に取り付く。 硬雪で順調にシール登高を続けc900付近の急斜で堪らずスキーアイゼンを装着する。 尾根はどんどん狭く急になり小ピーク直下のガリガリに苦労しながらようやく稜線で一休み。
三角点に詳しいSさんに依ればこの小ピーク1018.1mには三等三角点があって「主府久」の名があるらしい。
点は雪の下だが今日2個も踏めることに満足げな様子だ。山の楽しみ方も人それぞれあるものだと感心する。
広い稜線は打って変わって歩き易く青空も広がって気持ちが良い。 千栄の国道を走ると何時も気になるコウモリのような奇怪な山たぶんP932mだろうが今日はやけに目に付くな〜。
日高主稜線の山々はあいにく雲の中だが近場の山は良く見えている。 あれは岩内岳だとかあの尖がりはシキシャナイ岳だとか言ってるが私にはさっぱり分らない。
稜線上のポコは概ねなだらかな日高側を巻き途中で唯一ルート旗を見つける。 やがてハッタオマナイ岳が視界に入ってくるがぽっちゃりタイプで何と迫力に欠ける山容だろう。
広い緩斜面を登り切ると雪庇の張り出す・987ポコからは坊主山が見えていた。 直下はかなり急で当初予定のルートもなかなか手強そうだ。改めて容易に頂を踏めぬ山なのだと知る。
曇り空の山頂だったが登れて満足、足元の山頂標識をバックに記念写真を撮って同じ経路を戻る。
気掛かりは小ピーク1018.1直下のガリガリ斜面だがシールを付けたまま横滑りで下った。
楽しく滑れる所はほんの一部だけしか無く下部の煩い潅木に耐え国道を走る車の音でゴールを知りほっとする。
     
これを登ると987ピーク、とても感じの良い斜面だった  987を過ぎるとハッタオマナイ岳はもうすぐ     皆初登頂で嬉しい。次はいつ来れるかな

inserted by FC2 system