朝から青空が広がり、気温も上がって絶好の沢日和である。
実家が発寒川の近くでここに来るのが念願だったというMさんをピックアップし、沢は丹沢以来二度目というKさんと平和の滝で待ち合わせる。
いったい何事かと思う程の車にビックリ、
今日は初めて祝日として制定された山の日で手稲山に向かう登山者や沢装備のグループらで賑わっていた。
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林道を歩いて三の沢の出合いで沢靴に替え入渓する。
同行二人の真新しい沢装備とおっかなびっくした歩き方が初々しい。
すぐ苔の綺麗な釜持ちの滝に出合う、奥にも滝が連なって何度見ても美しい渓相にうっとりする。
二人には巻き道があることを伝えず釜を数かきして四つ目の細い斜滝に取り付く。
Mさんが水流に足を置いたとたん滑ってドボン、気持ちが萎えてしまったのではと心配したが何とか登り直した。
次はザイルを引いてゴルジュに突入、水は結構な勢いだが思ったほど冷たくない。
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「あんたら心掛け良いんだわ、今日の発寒川最高だべさ」とか言いながらドキドキ・ワクワク感一杯の二人を先導する。
再びゴルジュの前でザイルを出すと後続グループが「どこの会?」「私も若い頃は中を行ったもんだ」と巻き道を登ってゆく。
「 自分と大して変わらない歳だべさ」と思ったが同行が巻き道に気付いてしまい以後ノーマルな遡行となる。
暑さのせいか発寒川もやけにアブが煩しく、ようやく大滝に到着。
転んで足は青タンだらけだったらしいが帰りウォータースライダーで釜に飛び込む余裕も。
滝場での懸垂体験などそれなりに楽しかった様子、半身揚げ買って解散する。
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<2012年の 発寒川(ゴルジュ〜大滝) はこちら>
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