春香山 906.9m 春香沢川コ−ス 山スキー  地図はこちら  ■Home  '98夏の春香山の記録へ
2007年12月下旬 曇り 登り3:40 下り2:00
7:50→山頂(11:30-12:10)→14:04
  林道ひたすらラッセル、アメダス計でまだ道半ば    もう少し先だと思ってた銀嶺荘に到着する      山頂下の見晴らしの良い斜面で暫し休憩した

国際スキー場手前の春香小屋に着いて身支度してると単独者がやってっきた。 たぶん行き先は違うだろうなと思いつつ内心期待して尋ねると道路向いの股下山に登ると言う。 出発してすぐ案の定、前日のトレースは奥手稲方向へ消え小樽内川沿いの林道にはまっさらな雪が被っていた。 今日は冬至で暗くなるのが早いからあまり無茶は出来ない。 とりあえず12時に引き帰す予定でラッセルを始めると雪が軽く幸いだった。 林道はずっと平坦でワックス掛けを怠ってる私の板ではとても滑って帰れそうな気がしない。 送電線を越えると車の音も消え、静かな中にギュッ・ギュッと雪を踏む音が心地よい。 小樽内川には水が流れ岩に積もった雪帽子が春先のような穏やかさを感じさせる。
1時間ちょっとで橋を渡った先にあるアメダス計で一息入れる。 距離的には半分近くに達し快調なペースだがこの先で林道から尾根に入れば結構時間が掛かりそうだ。 ・638で林道が二手に別れさて尾根を登るか林道を辿るか思案する。 斜面を見るとまだ雪が少なく低木が煩そうなのでこのまま小屋に向う標識に従った。 林道は一部に下りがあるがずっと緩やかな登りが続いた。 暫く歩くと前方の道が急に見え無くなった。 土砂崩れかと思ったら急な下りで帰りの登り返しを想うとガッカリする。 ところが下ると本当に道が無くなり変だなと思って見渡すと雪を被った樹林の中に銀嶺荘を見つけ何故かほっとした。
折角のスロープも雪不足でブッシュが飛び出していた。 山頂に上って標識を10分ほど探し廻ってようやく見つけ、初めて腰を下ろし本格的な休憩をした。
林道部だけで片道6kmあまり正直言って少し飽きるがお初のルートで春香山に登れ嬉しかった。 復路の林道はアメダス計までは何とか滑れるがそれから先は殆ど歩かされる。


春香山 906.9m オーンズコ−ス 山スキー  地図はこちら  ■Home
2005年12月下旬 曇り メンバー4名 登り4:20 下り1:40
1日目:スキー場9:15→山頂13:35→銀嶺荘11:40  2日目:山頂10:00→スキー場11:40
  日本海と石狩平野の眺望が抜群である         林道から北斜面の樹林帯へと入っていった     翌日薄ら積雪があり、大人数でスロープを滑る

春香町のオーンズスキー場に車を止めゲレンデ脇を登った。 上のリフト降り場のポコを右に巻いてゲレンデを離れると何処からか道が通じているのか門柱と廃車が置かれている。 この先には「ヒヨドリ越え」と呼ばれる木の混んだ尾根が見えている。 この言葉はヒヨドリが海や山を苦労しながら渡ってくる言葉から出たもので「困難な・大変な」の意味である。 とりあえず・463を目指すと潅木が鬱陶しく登りはまだしもおよそ帰りに滑りを楽しむなどと言う斜面ではない。 更に先にある小さなポコを巻き緩い尾根伝いにラッセルを交代しながら登ると・665へ至る狭く急な尾根に差し掛かった。 ここは左斜面をトラバースして行けばいいのだがまだ雪に埋まりきってない倒木が進路を邪魔する。 この場合どうも沢に下りたくないという気持ちが働きつい登り過ぎてメンバーに余計なアルバイトをさせてしまった。 若干複雑な地形な上に初めてのルートでコース取りが意外に難しく感じる。 帰りのことを考えトレースを付けなくてはならないが結局下りでは2度シールを付け登り返した。
ややこしい小尾根を脱出すると林道のヘアピンに合流しすぐ離れて山頂へと続く緩い北斜面に入った。 雪が深く適度に開けた斜面が所々にあって帰りの滑りが楽しみである。 雪が舞う中、気持ちの良い樹林帯を登っていくと程なく山頂に到着した。 既にズタズタにされた大スロープを滑って東海大学管理の銀嶺荘に入った。 この小屋に泊まるのは初めてで半世紀は経とうかというレトロで良い雰囲気があった。 何より管理人が常駐しているから暖かく水の出る流しとトイレが備わっているのが嬉しい。 この日はhymlのオフミでぞくぞくとメンバーが集まり総勢30名の貸切大宴会となった。
翌日は山頂から2本滑り同じルートで帰った。 オーンズスキー場はゲレンデから見下ろす日本海と石狩平野の眺望が抜群である。


春香山 906.9m  桂岡コ−ス 山スキー   地図はこちら  ■Home
2003年2月  曇時々晴 メンバー3名 登り3.00 下り1.05
登山口→(1.30)土場→(0.50)銀嶺荘→(0.40)山頂→(0.30)土場→(0.35)登山口
        土場付近 右をトラバースし尾根へ                         尾根上の登山道に出た辺り  

道路の奥まで車で入れるが私有地らしく「罰金○○円」の看板を見付け100mほど手前の広場に止めた。 スノーモービルを積んだ車が続々やって来て下山時には20台を超える盛況ぶりだった。 ルートは夏道とほぼ同じで出発は貯水ダムを経由した。 硬雪の林道を歩いてるとスノーモービルが何台も通り過ぎ彼らの目的地である余市岳へと消えていった。 土場へは樹木をかわしながら斜面を登ったが帰りは重い雪に足が捕られそうで怖く広い車道を滑った。 土場から右にトラバースして尾根へ出たがこの間いたる処にピンクテープがあり多少不明確である。 尾根に出ると雪質が変わって良くなり緩いアップダウンを越え銀嶺荘が目に入った。 小屋の裏手へ廻わると夏場では想像すらできない素晴らしいゲレンデのような斜面が山頂へと続いている。 辛い登りも早く滑りたい一心で苦にならず先を争うように白い頂へ到着した。 山頂から一時だけ白波の立つ石狩湾が望めパフパフ雪を滑った・・格好はともかく贅沢な気分が味えた。
   冬の銀嶺荘(雪は少ない方だ)       銀嶺荘から上部はゲレンデのような斜面である    平坦な山頂、もう一つの標識は雪の下か


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