御料山(上砂川岳) ゴリョウヤマ  622m (上砂川町) スキー場ルート   ■Home
2015年3月14日 曇り時々晴れ メンバー4名
11:50スキー場→12:40第二リフト降り場→(13:05-13:10)大登山→13:40スキー場 (休憩含)

御料山は上砂川岳国際スキ一場(跡)の山、山頂に三等三角点「御料境」があることから 、かつては皇室の所有地だったと思われる。 背後に美唄山から辺毛山に至る入り組んだ山並みが控え、その手前の一ピークに過ぎないがスキ一場があったお蔭で遠くからでも白く目立って見える。


旧上砂川岳スキ一場に着くと目の前の斜面にシュプールがいっぱい刻まれ、しかも結構な車の数に驚く。 「これほど人気のある山だったとは・・」と思ったら大方はパンケの湯のお客さんだった。 身支度中に早々と一人が降りてきて「上は良い雪ですよ」と去って行く。 リフトの下に一直線に延びるトレースを登って行くと、第二ゲレンデに残置された太いワイヤーが頭の位置に垂れ下がってちょっと不気味である。 そう言えば下に立ち入り禁止の看板があったっけ、ワイヤーから離れれば済むことなのでそのままトレースを辿る。


先行するボーダー2人はリフト乗り場の横にある休憩小屋に入り、代わって別のボーダーが新雪の急斜面にシュプールを描きながら滑っていった。 どうやらゲレンデだけが目的と言う人が多いようで小屋から上は靴ラッセルで潅木の尾根を登る。 コブを二つ越えて着いた山頂には赤布が結ばれ、薄曇りのせいかさしたる展望はなく木の間に近くの山が見えるのみだった。


重い雪かと思った第二ゲレンデは意外に柔らかく望外の滑りが楽しめた。 方や傾斜の緩い第一ゲレンデは雪が締まって転ばずに降りるのが精一杯である。 立ち木の無い広々した斜面は初冬とか山スキーの深雪練習に最適かと思う。 この日はたまたま温泉が350円、生ビール250円とリーズナブルな料金で、 温泉を出たらこれから登り始める人がいるなどそれなりに知られた山(ゲレンデ)のようである。

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