五明山〜825峰  745m・825m ワカン(札幌市豊平峡) 地図はこちら   ■Home
2011年3月下旬 曇り メンバー3名+犬一匹
9:05豊平峡果樹園→(10:35-10:45)五明山→(11:25-11:35)825m無名峰→12:15豊平峡果樹 園

中山峠から無意根大橋を過ぎるといつも気になる尖った山が見えてくる。 地図を見ると825m無名峰と「三等三角点」五明山で雪の締まった時期に展望を確かめてみることにした。
          



豊平峡ダムの道に入ってすぐ豊平川に掛かる古い橋を渡り終端の果樹園に車を止める。 湧き水を汲む東屋とかバーベキューハウス、お地蔵様、神社などがある大きな観光農園だった。 「電気柵があるから気を付けて行けよ」の言葉をいただきサクランボ園の中をツボで出発する。 林道に出るとなるほど鹿の足跡のほか太い幹に熊のつめ跡が付いて急に人里離れた山奥にでも居るような気になった。          
         
          林道と別れコルを目指して尾根に取り付くと樹林の中から825峰が望まれた。 広く開けたコルにはカンバの巨木が立ち近郊とは思えない静寂感と落ち着きがある。
         
          コルから五明山は近すぎて全容が見えないが意外にスキーでも登れる斜度だった。 けど潅木が煩いのでワカンが最適、雪も埋まらずどんどん登る。
         
          そして木立に囲まれた山頂に到着しピンクテープを見つける。 やはり誰か既に登ってたか、当たり前だが少々ガッカリ、いま一つの展望に二度ガッカリする。
         
続けてコルから隣の825m峰に登る。 こちらは上部に雪庇が張り疎林の白い斜面が冬山らしい。 樹間より遠くの山々も見え出して山頂からの展望を期待させた。
         
         
うーん、先ほどよりましだが春もやに霞んで下の道路と農家が見える程度だった。 国道からはすっきり立って見えるのにまあこんなものか? こぶしの芽がいっぱい膨らんで春の到来を告げていた。 気分転換には最適な静かな低山だった。
         


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