2015年10月31日 曇り 岩知志ルート 3名
12:40国道237号→(13:55-14:00)崖山→14:55国道237号 (休憩含)
平取町と日高町の町境付近にある崖山は低山ながら痩せた岩尾根が目に留まって気になる山です。
縦に長い山容の何処から取り付くかちょっと迷いつつ国道の小さな沢を起点に周回してみることにしました。
振内の茂岩山を下山して国道を岩知志に向かうとすぐ小さな崖山が見えてきました。
急な尾根の様子を眺めている間に通り過ぎてしまい、戻って涸沢の傍から出発します。
沢沿いに牧柵が張り巡らされ、これに沿って進んでいくとヒグマの箱わなが置かれていました。
牧柵が壊れているのでヒグマの通り道なのでしょうか、それ程寂しい場所ではないけれど一人ならちょっとと言う感じです。
沢の突き当りから取り付く中尾根は背の低いみやこ笹が覆って登り易く、休み休み200mほど登って稜線に出ます。
稜線は次第に細くなって両側とも急傾斜の落ち込みを見せますが小高いピークへと鹿道が延びていました。
特にヒヤヒヤする所もなく三角点が埋まる山頂に到着してほっとします。
狭い頂からは東方に岩内岳や尖ったシキシャナイ岳、ヲパケシウシベ岳など木の間にそれなりの展望が得られ、
後方は振内山〜宿弗山の山並みが垣間見える程度でした。
周回する南の稜線は先程より細く、小さな岩峰が出てきますが木を伝って淡々と下ることができます。
この山も全く藪漕ぎがなくこの時期ならではの気持ち良い尾根歩きが楽しめました。
沙流川温泉に寄って今日の宿へと向かいます。
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