崖山 531.5m(愛別町)  ■Home
2009年10月下旬 晴れ 北尾根ルート メンバー5名
9:35林道→山頂(10:35-10:55)→11:35林道 (休憩含)

崖山は愛別ダムの北に位置する三等三角点の山である。 明日の無類岩山を前に何処か軽く一汗掻きたいとSさんに見繕ってもらった。 聞いたことも無い山だが「道路から見えるこの山が前から気になっていた」とのことである。 なるほど高さ形は八剣山にも似ており地図を見ているだけで興味が湧くから不思議である。
崖山の北尾根、尖がりの先に細尾根が続く      岩尾根を辿る、枝越しに覗くと結構な高度感だ      大正時代に置かれた三角点が待っていた 
札幌から愛別まで2時間ちょっと高速道路さまさまである。 道の途中でSさんと合流し林道に入って適当な道脇に車を止めた。 背丈以上ある笹薮の上にモヒカンのごとき山頂部が見え30分もあれば着いてしまいそうに思えた。 ルートは国土地理院の「点の記」を参考に北尾根から辿る予定である。 それには「マタルクシ愛別川を渡って尾根沿いの山道を辿り」云々と書かれているが大正時代の話で当然付近に山道など見当たらない。 まずは賑やかなFさんを先頭に小川を渡って藪を分け急な尾根に取り付いた。 出だしは浮石が多く鬱陶しい倒木を越えると次第に痩せ尾根になり鹿道が延びていた。 この尾根は思いの他長く次第に足下の急斜面が気になってくる。 大きな岩コブを乗越すと一気に高度感が増し今まで賑やかだったメンバーも神妙になり 狭い岩尾根の先にある三角点までほどほどの緊張を楽しんだ。 山頂からの展望は良くすぐ横は丸山だろう。 向こうに見えるのは手塩岳か?いや少し低いから於鬼頭岳か?馴染みの無い山々が広がっていた。 往路の道道から崖山の陵線と冷や冷やした岩コブが見えている。 ちょっとしたスリリングを味わえる面白い山だった。


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