上ホロカッメトク1920.0m 〜富良野岳1532.0m (十勝連峰)  地図はこちら  ■Home
2002年6月下旬 晴れ 十勝岳温泉コ−ス 総時間6.15(小休憩含) 標高差650m 総距離12.5km
登山口→(2.05)上ホロ山頂→(0.45)三峰山→(1.35)富良野岳→(1.50)登山口
 1857(安政4)噴火の安政火口          上ホロ分岐付近の雪渓            上ホロカッメトク山頂、向こうはガケ

自宅を4時半出発する。ピーカン予報の筈がどんよりとした天気で桂沢湖を過ぎるととうとう本降りの雨になってしまった。 気の進まぬまま麓の十勝岳温泉まで行ってみると雨は上がってるものの山は雲に隠れ登山意欲もすっかり萎んでしまう。 しかし隣の車の単独登山者が出発するのを見て後を追うようにこちらも身支度を急いだ。 出発して暫くは観光用の小砂利が敷かれた道で割と緑も豊富だが硫黄の臭いが漂うと赤茶けた荒々しい岩肌に変わった。 夏の暑い日は遠慮したくなるような景観で安政火口の噴煙を眺めながら坦々と歩く。 火口を離れると再び緑が濃くなり上ホロ分岐では長い雪渓が残っていた。 半分ほど雪に埋まった標識を頼りに火口の淵を沿うように急坂を1時間ほど登る。 コースはやや荒れ気味で濡れた笹を掻き分ける内にびしょ濡れになった。 時折火口の噴煙を眼下に眺め森林限界の稜線に出ると霧の中に上富良野岳の標識が立っていた。 上ホロまで僅かの距離を往復し富良野岳に向かうと沢山の人と行きかうようになる。 そのほとんどは十勝岳〜富良野岳の縦走者で三峰山では茨城からやって来た100人余りのツアーとすれ違った。 天気が回復し日も刺して実に心地よい稜線歩きになってきた。 花の時期には少し早かったがキバナやチングルマ、エゾノツガザクラやイワウメなど小さなお花畑が点在しお隣の十勝岳とはずいぶんイメージが違う。 稜線分岐から富良野岳まで意外に30分程しか掛からず途中の花々で退屈することなく富良野岳山頂に至った。 十勝岳の山頂もすっきり望まれ小一時間ほどのんびりと休む。 次々にやって来る登山者の半数程は本州からの人々で十勝岳(百名山)とのセット登山のようだった。
     
アップダウンの稜線(三峰山手前)       肩分岐から富良野岳へ              富良野岳は花の山
 
 富良野岳山頂から十勝岳とすぐ右隣小さな上ホロカッメトク山頂 、稜線を辿って来た道が見える
























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