烏帽子岩 290m (洞爺湖町)  地図はこちら  ■Home
 2012年10月30日 曇り時々晴れ メンバー3名
 14:40登山口→(15:10-15:25)烏帽子岩→15:50登山口

小春日和に恵まれた秋の一日、豊浦〜洞爺周辺のフットパスを4箇所巡り歩いた。 @小花井山(豊浦町) A岩屋観音と小幌駅(豊浦町) B四十三山(壮瞥町) C烏帽子岩(洞爺湖町)  

洞爺湖町方面から湖畔を車で走ると外輪山の中腹に鋭い岩塔が見えてくる。 その尖がりぶりは槍のようで何でも先端まで登れるらしい? 湖面からの高さが約200mという位置は展望台として高からず低からず、 洞爺湖の眺望を期待せずにいられない。


          


ネイパル洞爺に車を止めグランド横の登山口に向かうと 尖がって見えた岩が烏帽子の様なずんぐり形に変わっていた。 「昨日ずっと熊の鳴き声が聞こえていたので気をつけて下さい」と施設の職員に見送られて出発する。 あちこちで栗を拾いながら、 「今年はどんぐりもいっぱいだから熊なんか出てくる訳ないべや」とお気楽である。 手持ちのパンフには園児から大人まで数通りの路が書かれていたが分岐が一箇所出てくるだけだった。          


         
          


どうやら最短コースを登ったようでふくらはぎがぱんぱんだが直に緩やかになりほっとする。 所々に標識と子供が喜びそうなスタンプが置かれていた。 程なく木立ちの中に高さ十数mの岩塔が現れ割と呆気なく山頂に到着する。 岩の周りは全面的に立ち入り禁止のロープが張られ、 これじゃ湖も見えないし展望もへったくれもない。 ロープを跨いで恐る恐る崖淵に立ってみると。          


         
          


ほお〜!思わず息を呑む絶景が・・・ 木の枝に掴まりながら足下を覗き込むとまぎれもなく洞爺湖ナンバーワンのビューポイントだった。 空がほんのりピンク色に染まり何とも穏やかな風景が広がっている。 さてそろそろ帰ろうと思ったら、 kaさんが岩を登り始め・・「ここも良い眺めだよー」と言うので行ってみることにした。        


         
          


岩峰の裏側からフリーで数m攀じ登ると、 背後に一面褐色した落葉樹の山並が広がりこれまた素晴らしい景色である。 岩の先端まで6-7mってとこか「これなら登れたんじゃない?」確かにロープを持ってくれば良かったと悔やむ。 帰る道すがら最高潮に達した紅葉を堪能しながら、大滝でさっぱりして家路に付く。        


         
























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