恵比寿山〜大黒山 スキーツアー 723m・724m (仁木町・赤井川村) 地図はこちら  ■Home
2012年1月中旬 曇り時々晴れ メンバー4名
9:00農道除雪点→(11:00-11:10)恵比寿山→(12:00-12:10)大黒山→13:10農道除雪点

小正月の1月14日、縁起をかつぐ訳ではないがおめでたい恵比寿・大黒を計画しました。 恵比寿山とは大黒山の隣にある723mの無名峰で小樽の山岳会が名付け親のようである。 数年前に登った大黒山は降雪で展望が得られなかったが山頂から続く陵線には気を引く白い斜面が広がっているという。 それを偵察してきたバッポさんから早々「エビスは今期一番の斜面でした!」との報告を受け、 悪天を押して出掛けてみることにしました。
          


今朝は一番の寒気というだけあって冷え込みが厳しい。 出発早々から高速で吹雪かれやっぱり止めるべきだったかなと思いきや仁木町に着くと何故か空が青かった。 時々陽も射して予報が見事に外れとにかく嬉しい。 大黒山に向った先行グループと二股で別れ、 昨日のバッポさんのトレースを辿って沢から尾根に取り付いた。 ・421コルの上で古い林道と交差、どうりで尾根は若木ばかりで古木や大木が見当たらない。 潅木帯を抜けると気持ち良さそうなカンバの疎林が恵比寿山の山頂まで続いていた。 記念すべき初登頂でポーズをとる片手にエビスビールがないのは失態だった、寒くて飲む気はしないが・・・ 向こうの大黒山にも良さそうな斜面がちらほら望まれた。          

         
         
          恵比寿山から北西の源頭を滑降する。 潅木を抜けると真っ白な斜面が広がり気持ち良く200mほど下る。 寒いだけあって雪質は上々、 写真ではなだらかなスロープに見える斜面も実際はかなり急である。
         
          登り返しながらあちらこちらの白い疎林帯が気になった。 これは大黒山からの北尾根で見てるだけで涎の出そうな好斜面である。
         
          陵線から眺める恵比寿山もなかなかである。 ところで恵比寿様はお金の神様ではなかったか? 遅まきながらご縁がありますようにと願掛けし、 まじまじと目を凝らすと、 山頂直下に自分たちのシュプールが描かれちょっとハッピーな気分になった。
         
          大黒山には何処でも見かける山頂標識が掛けられていた。 少し色褪せ、けばけばしさが消え珍しくマッチしている。 ところがこの位置はGPSで計ると30mほど山頂からずれていた。
         
楽しみな大黒山の大斜面はやや重ながら概ね気持ちの良い深雪だった。 今回巡った恵比寿山〜大黒山は陵線歩きも楽しめる手軽なツアールートとしてお勧めである。 おめでたい初山に登れ、いい年初めになりました。  <2005の大黒山はこちら>          


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