家から高速を使って1時間20分だったが余市まで延びたら札幌市内の山と変わらぬ近さになりそうだ。
と言っても流石にあの源頭斜面は手軽にちょくちょくという気がしないほど急である。
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我々の他に2グループが到着して駐車スペースが一杯、ここはネオパラ並みに駐車のネックな山だ。
勇んで出発すると先週どんだけ人が入ったのかと思うほど踏み固められたトレースが延びていた。
ここも雪が少なく、二俣の心細いブリッジを渡ってまずはエビスを目指す。
沢が漸く埋まる頃、左右の斜面に多くのシュプールを見掛ける。
こんなの初めてだがその先も滑る所が無いくらいヅタヅタで、
更にスノーバイクの跡に気を削がれエビスをパスして大黒山に向かった。
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稜線に出ると雪煙が舞いトレースが消えていた。
風が強く低山とは思えぬ寒さである。
二人が初ピークを踏み、一応三角点の場所まで行くと良さげな斜面の下に赤井川村が見える。
さて大黒山のメインに向かう。
こっちもヅタヅタだろうと思ったら滑った跡が全く見当たらない。
どうやら上がリセットされたようで雪質も良くこんな好条件滅多になさそうだ。
視界にも助けられ以前より滑りを楽しむことができた。
この山を強く所望していたkitaさん、あまりの斜度に「おっかねぇー」を連発しながらも楽しんでいる様子だった。
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