知来岳  チライダケ 988.0m (増毛山地)   ■Home
  2004年7月上旬 曇り時々晴れ  滝の沢左股 総時間10:10(休憩含) 標高差808m 往復8.2km
  c180入渓(5:40)→c500二股(7:40)→c749(8:35)→知来岳(10:10-11:25)→c500二股(13:45)→入渓点(3:50)
ブリッジで通過、余裕のポーズ         何れの滝も容易に登れるが遡行距離は長い    下はハング状で取付き難い、懸垂で函へドボン

当別まで来て林道の鍵を忘れたことに気づき40分ロスする。 浜益村御料地を過ぎた林道に入り終点近くに掛かる左股の橋まで行く、そこから車をc180付近に戻した。 入渓するとすぐ二股で左右どちらを選ぶか思案し今回は左股に入る。水量はあまり多くないがそこそこ綺麗な沢でc300付近から から小滝や滑が現れる。広くのっぺりした5mの滝はぬるぬる滑りウォータースライダーの様な微妙な感じが堪らない。 少し先に狭い廊下があり水深は胸程で中を通過できそうだがいたずら気分でブリッジを楽しむ。 思ったより良い沢だ!最初の釜を持った5mの滝は取付きが難く右岸を高巻く。 滝上は狭いゴルジュで落ち口にハーケンと残地シュリンゲを見つけ帰りは懸垂で頭から水を被りながら降る。

ショルダーでエイッ!のっぺり滑りやすい    雪崩跡、だけかんばの倒木がひどかった      三角点のある山頂、左は黄金山

c500から山頂直登の右股へ入るとデブリの山で倒木が累々と横たわっていた。 再び沢が復活し最後は源頭部から1時間弱の猛烈な藪漕ぎで山頂直下に飛び出す。 狭い頂上部に傾いた三角点を見つけ大休止する。 暑寒別岳・南暑寒岳・群別岳・尾白利加山(奥徳富岳)の山々や黄金山、遠くは大雪山も見える。 帰路は左股から入渓点に戻るまで登りと同じ時間が掛かった。   その他所感:水量が同じで判断に迷う枝沢が二箇所ありメンバー所有のGPSが心強い。 人跡が少なくワイルドな沢である。

<2006年の知来岳(山スキー)はこちら> 


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