2004年6月下旬 曇り時々晴れ 登り4.00 下り1.45 メンバー3名
6:00・c695入渓→7:30大滝→(10:00-11:30)狩場山→13:15新道登山口
c980・2段10mの滝は左岸を直登した c1150の二股は一旦は左股の大雪渓を詰めたが・・ 戻って一面苔に覆われた幅広の滝を登った
新道登山口へ向う途中にある橋c695から入渓する。
青空の広がった上部の沢筋は雪渓だらけで気掛かりである。
入渓して暫く滑り易い大岩群を越えるとc770に二股がある。
左股は数mの滝が入り右股を選ぶと長い滑が続いた。
c900過ぎから早くも雪渓が現れヒヤヒヤしながら越える。
快適な小滝が連続し高度を上げるとc1080で直登不能な30mの大滝が現れた。
滝下は雪渓で埋まり滝壺は冷気によるガスが立ち込め近寄り難い雰囲気である。
ここは右から高巻くと急な笹斜面で結構体力を消耗した。
c1150の二股は一旦左の雪渓を詰めたがどん詰まりで苦労し結局、二股まで戻って綺麗な苔に覆われた幅広の30m滝から巻いた。
高巻く途中で6m程の岩を越えるのに苦労し結局45分の大高巻きで沢身に戻った。
すぐ沢は再び雪渓で埋り持参したピッケルが大いに役立つ。
ザックの中には軽アイゼンもあったが面倒臭くそのまま登った。
雪渓は源頭まで続き全く藪漕ぎなしで小沼近くの夏道に出ると10分で山頂だった。
出発から4時間、残念ながら視界はなく生暖かい風が眠気を誘う。
下山途中のお花畑は雪渓の下で気を付けないと真駒内コースへ間違って下ってしまいそうだ。
登山口までは1時間45分とさすがに早く千走温泉の素朴な湯に浸かって帰宅した。
途中6m程のちょっとした岩壁に手こずった 源頭に残る大雪渓を登って夏道に合流する 最低でもティッシュは持ち帰ろうね